2012/09/29 10:56
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80年代の名曲ヒット曲がてんこ盛りのミュージカル映画「ロック・オブ・エイジズ」を観ました。
歌手を夢見て田舎からLAにやって来た女の子シェリーが、LAの伝説的なライブハウスで働きながらロックスターを夢見る男の子ドリューと出会い、付き合うようになるが、ある日、ライブハウスに出演するロックのカリスマ、ステイシーの楽屋から出てきたシェリーを偶然見かけたドリューは、シェリーがステイシーと寝たと思い、二人は別れることに。でもそれは勘違いだったことが分かり、復縁して終わり。
いや、なんという、チープなストーリー!
それよりも、珠玉の’80sヒッツがわんさか盛り込まれているのに、肝心のミュージカル・シーンが、全体的に”ハイスクール・ミュージカル”というか”ディズニーランド”というか、そんな”お子ちゃま”テイストなのがどうにも受け付けず、とてもとてもがっかりな映画でした。
大人気ミュージカル・ドラマ「Glee」のカバーは、同じ’80sナンバーでもオリジナルとはまた違った魅力のある仕上がりで、いつも感心するのですが、こちらのカバーは、オリジナルのほうがどれだけ素晴らしいか、と思わせるものばかりで、いったいこの違いはなんなのでしょうか…。
歌い手?アレンジ?
監督のアダム・シャンクマンは、アメリカン・ダンスアイドルの名物ジャッジとしてもお馴染みで、個人的に好きなキャラなのですが、まさかこんな残念な映画を作るとは……。
ただ、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ演じる、ロック撲滅に奮闘する有閑マダムの、いちいち大袈裟な演技と歌は、ツボを心得ている感じでとても楽しめました。
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