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 ベルファスト
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推し俳優コリン・モーガン出演&今年度アカデミー賞最有力候補と話題の映画『ベルファスト』を、公開初日の初回上映を狙って観に行きました。

1969年、北アイルランド・ベルファストを舞台に、北アイルランド紛争の始まりと混乱の中に生きる、9歳の少年バディ(ジュード・ヒル)とその家族の物語。

予告編の映像から、コリンの役どころ、ビリーはバディ家と対立しているのは明らかで、てっきり、カトリック信者を排除すべく容赦ない攻撃を仕掛けるプロテスタント系武装集団のリーダー、ビリーVSカトリック信者のバディ家、という構図かと思いきや…、え?
バディ家も宗派はプロテスタント?!

つまり、バディ家もビリーもプロテスタントだけど、バディ家は宗派の対立は望んでおらず、お互いに共存したいと思っていて、実際、そんな生活を送っていたのに、ビリーを中心とした一部の暴徒化したプロテスタント信者が荒れ狂い、生活が一変してしまったというお話のようです。
予想に反する展開で、なんだか頭が混乱してしまいましたが、だぶんこの解釈で合っているかと…。

緊迫する激しい紛争シーンがありつつも、全体的には、純粋なバディの、子どもらしい子どもっぽさに心がほんわかしたりキュンとしたりする作品に仕上がっています。

バディの周りのキャラでは、バディの可愛らしい悩みを聞いてあげては、変なアドバイスで励ますお祖父さん(キアラン・ハインズ)が特にお気に入り。

近所の住民たちとの家族みたいな人間関係も印象的で、この作品の「平和」を象徴する意味もあり、とても好意的に描いていますが、人間関係という視点では、そういうのを窮屈に感じるタイプもいるので(私はどちらかというとそっちです)、ちょっとうっとおしいと感じる人もいるのかなぁとも思ったり。

でも、やっぱり、コリンファンとしては、一番の感想は、コリンの出番が少ない、少なすぎる(!)に尽きます。
前もって分かってはいたけれど…、一足先に観終わっている欧米のコリンファン作成のコリン出演シーンのコラージュで観たとおりの映像だけで…。

ただ、コリンはこの悪役(初めての悪役!)を、存分に楽しみながら演じていたことは分かります。
その様子がスクリーンからにじみ出ているのを感じました。
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comment

えむ さん

ベルファスト出身のジェイミー・ドーナンの素のしゃべりと、アーマー出身のコリンの素のしゃべりは、確かに微妙~~に違う感じはするのですが、単に人が違うから違うっぽく聞こえるだけかも、とも思ったり(笑)
英語ネイティブじゃない我々には、こんな微々たる違いをキッチリ聞き分けらるなんて、そもそも無理なんですよ~(開き直り)

枝龍さん

Three Families のイントネーションぽいのでそうかなと思っただけでしたが、考えてみれば日本も地方によって違いますね。外国だからとざっくりしすぎました。

2つを聴き比べても全く違いが解らない自信あります!

grandma さん、えむさん

王立スコットランド音楽院の卒業制作でルーファス・ノリスに認められてウエストエンド・デビュー、というのは覚えてましたが、それ以外の学生時代の経歴は、私もよく調べてなくて(汗)
えむさん、詳しい情報ありがとうございます!
プロの評論家だからといって、適当に書いていることもありますからね~、この方はきちんと調べておられるようでよかったです。

>>ショートフィルムThe Studio

かわいかったですよね~~
このコリンはベルファスト弁なんですね。
アーマー弁とはまたちょっと違うらしいですが、どっちも聞き取り不能なことは変わりありませんね(笑)

枝龍さん えむさん


>Belfast Metでperforming art のコースを修了している

そうなんですね!ありがとうございます。
英語版ウィキがいまいちわからなくて。
年齢的に大学に相当するのが王立スコットランド音楽院かなと思いましたが
ベルファスト・メトロポリタン・「カレッジ」というからには
こちらが大学で、こちらにも通っていたのですね。
どういうご縁で賞をいただいたのかと思っていました。

>前妻が2度めのオスカー受賞した年に離婚

そうなんですよ…
このカップル、わりと好きだったので残念でした…

枝龍さん grandma さん

Belfast Metでperforming art のコースを修了しているので間違いではないようですよ。

ショートフィルムThe Studio では10代と思しきコリン他全員がベルファスト弁で喋ってますので、グラスゴーに行く以前も演技を学んだのではないでしょうか。

ところでケネスブラナーは意外にも今回が初のオスカー受賞だったのですね。前妻が2度めのオスカー受賞した年に離婚。芸術家カップルは難しいですね。

ご本人、前妻、きっかけになったお相手。シリーズがずれてるかもしれませんが何と3人ともハリポタに出演していました!
割と狭い世界。。

枝龍さん みなさん


ちょっと気になっているのが

>ベルファストの大学で演劇を学んだ

という所です。
ベルファスト高等教育なんとかという所から国家ディプロマとかいうものを、
ベルファスト・メトロポリタン・カレッジからは優秀賞(でいい?)を
いただいてはいますが演技の勉強をしたのは
グラスゴー(スコットランド)ですよね?

grandma さん

アカデミー賞脚本賞、受賞しましたね~~~!
よかったよかった!

ベルファストの映画評論記事のリンク、ありがとうございます~
抜粋までしていただき、二重にありがたい!
けっこう長い渾身の記事っぽいので、後でじっくり読ませていただくとして、このコメントから、コリンファンではない人に対しても、コリンはしっかり印象を残せる俳優であることが証明されましたね。

>>自分の功績でもないのに「どうだ!」と言いたくなって

全く同感です!

えむ さん

>>マーリンを知ってる人たちがコリンだと気づいて驚いて

マーリンのコリンしか知らない人からしたら、ビリーがコリンだなんて、相当ビックリでしょうね。
悪役だから、マーリンの時のキュートなコリンは一切封印してますし!

>>コリン的にはしてやったり

でしょうね。マーリンのイメージが付きまとってしまうのは仕方がないといえども、そのイメージを覆したいという気持ちは強いのではと思います。

そして、気になるアカデミー賞の結果は、脚本賞受賞ということで、おめでとうございます~~~



枝龍さん みなさん

ブラナー先生 アカデミー賞脚本賞受賞おめでとうございます!

私もコリンに関する記事を見つけました。

https://otocoto.jp/column/belfast0324/

長いのでコリンに言及しているところを抜粋します。

>ちなみに「紛争」と「コメディ」というキーワードで言えば、
>バディやパに接近する過激派の男、
>ビリー・クラントン役を演じたコリン・モーガンの果たした役割も大きい。
>本作でほとんど唯一の悪役を務め、
>ハードな時代背景や暴力の匂いを一手に担った彼もまた、
>ベルファストの大学で演劇を学んだという経歴の持ち主だ。
>劇中では、ただ単純に暴力をふるうだけではない繊細な人物造形を垣間見せてくれる。

(改行は私が収まりいいように勝手につけました)

読んでて自分の功績でもないのに「どうだ!」と言いたくなってしまいました。

枝龍さん

Belfast を観た人の中でマーリンを知ってる人たちがコリンだと気づいて驚いてますね。

髭で分からなかったけど既視感あるし何者?と思ったようで、コリン的にはしてやったりでしょう。1人だけ抜いてるシーンもあり存在感も見映えもあります。

パンフに名前がないと愚痴りましたが記事の中に「共演者には北アイルランドが誇る俳優たち」の筆頭にコリン•モーガンとありました。
監督の人脈とオール北アイルランドの作品だと説明する文脈です。

この作品に出たかった俳優さん達はたくさんいたと思いますよ。

さて今日はアカデミー賞発表日。監督はじめ皆さんドッキドキかな?

みなさん

同じ映画を見ても、みなさんそれぞれ注目するところや解釈に違いがあって、読んでいて色んな発見がありますね~!

>>パンフ

実は私は買ってないんです~
grandmaさんの言うよう、公式サイトに載っている内容と同じだしね、と思って。
公式サイトにもコリンの名前がないよう、やはりパンフにも…

>>転居先は家にトイレが2つあるときいて「家にトイレ?」と驚いて

サッカーができる庭がある話は覚えてたけど、トイレの話もしてたんですね!
えむさんの記憶力と集中力に感謝!

>>成績順に席を替えるというシーンで残念ながらビリーの息子さんは最下位だった

そうだったんですね!私は完全にスルーしていたようです(滝汗)
ビリーとPaだけでなく、ビリーの子どもの代もバディ一家と差を付けられてしまってるとは、細かいところまで演出凝ってますね。

>>彼女がバディの近くに座るためにわざと低い点を取った

なるほど~、そういう見方もあったか!
私は単純に、たまたま彼女の成績が悪かったのだと解釈してました。
今まではバディのほうが下だったから、隣にはなれなくても後ろから彼女を眺めることはできたのが、せめてもの救いだけど、今回はバディのほうが上になったせいで、眺めることすら叶わないという最悪な展開(笑)
ままならない人生をユーモラスに描いたナイス演出です。

しましまさん


>彼女がバディの近くに座るためにわざと低い点を取った

あ、そうかもしれませんね!
バディは頑張っていい点を取り、キャサリンはわざと…
お互い思っていることは一緒だったけど、ってことですね♡

みなさん

>>せっかく頑張ったのに気がつけば彼女は不調だったらしく彼の後ろに

あれは、彼女がバディの近くに座るためにわざと低い点を取ったのではないでしょうか!

枝龍さん みなさん

あ、私書くのが遅いのでその間にえむさんの書き込みが。

>パンフは私も隅々見ましたが

ね~!
実は私映画見てもパンフを買わなくなって久しいのです。
と、言うのもほとんど公式ページと内容が同じだし…という理由と
今まで買ったものも特に見返すと言うこともないし
行くたび買ってると金額もバカにならないと考えて。

でも、今回は別です。
初コリンinシアターですもの。
『おそ松さん』グッズいっぱい抱えた若い女性の長蛇の列に並び
ひたすら待ちましたよ…
95%載ってないだろうと思ってはいましたが…
(残り5%はキャスト欄にかけたのですが)
しましまさんのつぶやきにも表紙しか載ってなかったので
ないだろうなとは思っていたんですよね…

枝龍さん みなさん

>先行上映

東京、大阪はいいな~と25日までの1週間がいやに長く感じました(笑)。

>子供時代はPaに敵わなかった屈折が根っこにあるという設定

そういう設定だったんですか~ 私も気づきませんでした。

>家の外にあるトイレ
>ドアもないし

左側に見えていたのがドアかと思いましたが入り口の幅に対して
ドアのサイズが大きい気もしたので引き戸かとも思いましたが
それにしてはドアノブの位置がおかしい…
でも、女性も利用するのにドアがないというのはあり得ないような。

>ブラナー先生は本当にこんな純粋無垢なお子さまだったのかしら?
>ちょっと盛ってない??

そりゃ盛ってますとも!ちょっとどころか…(笑)

>ビリー・クラントン・Jr の「反省席」

成績順に席を替えるというシーンで
残念ながらビリーの息子さんは最下位だったようで(笑)。
いつも成績のいい大好きな子キャサリンの隣に座りたくて
勉強を頑張るバディが可愛らしかったですね!
せっかく頑張ったのに気がつけば彼女は不調だったらしく彼の後ろにだったり
そう簡単には思い通りにいってくれないのが世の常です…

枝龍さん みなさん

パンフは私も隅々見ましたが写真はおろかコの字もなし。。。買って損した(小声)

アイルランド訛りに耐性がついたのかリアルタイムでコリンの台詞の一部だけ分かって嬉しかったです。あんなボリュームで声聴いたのも初めてですし^ ^

>トイレ
転居先は家にトイレが2つあるときいて「家にトイレ?」と驚いてましたね。
「サッカーできる庭もある」という話は実際にはこじんまりした裏庭だったと自伝にありますから「騙された〜」なんでしょうか笑

しましまさん
ブログは固まってしまってるのですか?! ウイルスの攻撃?
最近怪しいメールがよく来ますしインターネット上は戦争状態かもしれないですね。
どうか無傷で復旧できますように。

しましま さん

>>東京ではなんと先行上映というのをいつの間にかやっていて

そうですよね、東京と大阪は1週間前倒しで上映されて、羨ましい限りです。

>>ケネス・ブラナーの、1人でも多くの人に見て欲しい意欲

シリアスなテーマだけど、子ども目線でクスっと笑えるエピソードが随所に盛り込まれている演出だと、とっつきやすさがありますもんね。

>>無駄に美形

服装の着こなしも“モデル”な感じで足が長いし、悪いヤツなのにその美貌にふらふらと引き寄せられてしまう~~

>>家の外にあるトイレ

トイレがまるでソファみたいなくつろぎスペースになってましたよね。
ドアもないし、外から丸見えなのが気になりますが、外なので臭いが籠らないのはいいかも(笑)。

grandma さん

初日の初回上映、コリンファンはもちろん、アカデミー賞絡みの話題作ということで、結構人が多かったように思います。

>>「音」が桁違い

ですよね。
コリンの舞台経験で培った“お腹から声出してる感”がすごかったです。


>>ブラナー先生の分身バティの可愛らしさ

演じるジュード・ヒルくんの魅力もあって、とにかく可愛らしかった!
ただ、それゆえに、ブラナー先生は本当にこんな純粋無垢なお子さまだったのかしら?ちょっと盛ってない??と疑問に思ったりもして(笑)

>>ビリー・クラントン・Jr の「反省席」

え?何ですかそれ?
見逃してます、私(汗)

>>クレジットにはキアラン・ハインズに続いて5番目に登場

黄色いフォントの「Colin Morgan」の文字がかわいかったです。
コリンのキャリアや知名度を踏まえて、ケネス・ブラナー監督はあのようなクレジットにしたのだと思いますが、どの配布物を見ても、バディの家族以外の俳優陣の名前は記載されてないですよね~

えむ さん

シアターで初コリン、おめでとうございます~

>>子供時代はPaに敵わなかった屈折が根っこにあるという設定

そんな設定だったとは!気づきませんでした(汗)
Paに執拗に絡んでたのは、子ども時代の恨みもあるんですね、きっと。


>>親世代への感謝状であり、街を去った人々の心に内在化する原風景としてのベルファストへのラブレター

素晴らしい表現力!
観客にそんな風に受け取ってもらえたことをケネス・ブラナー監督が知ったら、とても嬉しいと思うはず。

枝龍さん みなさん

ご無沙汰です。
東京ではなんと先行上映というのをいつの間にかやっていて、
25日の上映スケジュールがまだ出ないと思ったらもうやってた・・・って感じで速攻行ってきたというのに、ブログが仮死状態です。

深刻な話でも、ナチュラル冗談連発で楽しかったですねえ。
ケネス・ブラナーの、1人でも多くの人に見て欲しい意欲を感じました。
コリンの役柄、普通だったら容姿に不自由な俳優さんがキャスティングされそうなチンピラでしたね!無駄に美形だった^^;
そのおかげで、そう簡単にはやられそうにない緊張感がみなぎりました。

世界中に移民するアイリッシュということですが、ブラナー家は少なくともやむを得ず出るしかなかったということが映画を見てよく分かりました。それが描きたかったのだとも思います。

どうでもいいことですが、祖父ちゃんちの家の構造がよくわからず気になりました。
家の外にあるトイレというのも、イタリアの義理の両親の家にもあるので懐かしくなりましたが、よくよく思い出したら、大昔の私のお婆ちゃんちの古い家もそうでした。日本にもあったの忘れてました。



枝龍さん えむさん

私も初日の初回上映を観てきました!

たくさんの愛に溢れた映画でしたね~

多くの動画を観まくったので安心して観ることができましたが
やっぱりPCやTVに比べれば「音」が桁違いですから
何度も再生したコリンの声だけでも
その奥深さみたいなものが胸に刺さりこみ上げるものがありました。

対立、暴動を描いていながらも始終子供視線なので
クスッと笑ったりほのぼのしたりのシーンに癒やされました。

ブラナー先生の分身バティの可愛らしさと言ったら!!
子役好きにはたまりませんでした。
中でもあの走り方!無邪気さ全開です!
「環境に優しいから」にはおかしいやら可愛いやらで胸キュンでした。

ビリー・クラントン・Jr の「反省席」も笑えましたね。

>コリンの出番が少ない、少なすぎる(!)

そうでしたね~ わかってはいましたが。
ただ、今後が楽しみではあります。
バディの家族以外では一番重要な役でしたし、印象に残る演技だったと思います。

それなのにパンフにはコリンに触れた記事が一切ないのでは(サラッと見た感じ)?
キャスト蘭にはあるかもと思っていたのですが…
クレジットにはキアラン・ハインズに続いて5番目に登場だったのに…

枝龍さん

遂にシアターで初コリンできました!
登場シーンはスーパーと決闘が未見だったので予想よりは多かったです。テーマは「分断ではなく共生を」ですね。

コリンの役どころは不和に乗じて暴力を正当化し暴動を扇動するチンピラですが(今現実世界で起きてるのがこれの極大版)、子供時代はPaに敵わなかった屈折が根っこにあるという設定でした。

監督の自伝によればPaとMaともに地域の有力なファミリー出身なので仕事などで割を食う劣位のファミリーの人達の方が社会不安の中で先鋭化したかもしれません。

バディ少年が監督の分身ですが目線の重点としてはMaにあるように思いました。
監督の親世代なら80代半ばでしょうか。ご健在なうちに見せたかった親世代への感謝状であり、街を去った人々の心に内在化する原風景としてのベルファストへのラブレターでもありますね。


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