2023/05/21 15:10
5月12日に配信開始の、コリン・モーガン主演最新作『Dead Shot』。
残念ながら日本では観れませんが、海外コリンファンがこっそりアップしてくれているコリン出演シーンのみの動画を観てしまいました。
まだざっと観ただけで、当然ですが日本語字幕もないので、内容を理解するには程遠い状態ですが…。
それはさておき、イギリスのエンタメサイト「RadioTimes」が、公開に合わせてコリンの独占インタビューを掲載!
『Dead Shot』の話題はもちろん、過去の出演作品や舞台の話題、今後の予定などにも触れられている盛りだくさんのインタビューを、さっそく翻訳チャレンジしました!
数回に分けてアップしていきます。
インタビュー記事
先ずは、『Dead Shot』について、コリンがこの作品に惹かれた理由について触れます。
ちなみに、今回のコリンの役どころ、マイケルは、コリンと同じ北アイルランドのアーマー出身という設定だそうです。
スカイシネマとNOWで先週配信の新作スリラー『Dead Shot』は、『マーリン』のコリン・モーガンがアイルランド共和軍所属のマイケル役に扮し、引退間近に彼の子を妊娠中の妻がイギリス軍の兵士によって惨殺される。
Top Boyのクリエイター、ローナン・ベネットによるオリジナル脚本をもとに、トム&チャールズのガード兄弟が監督、1975年の紛争の真っただ中にロンドンのIRA中核部へ送り込まれ、復讐のミッションに乗り出すマイケルを追う。
モーガンは、最初にこの“ページをめくる手が止まらない”脚本を手にしたとき、彼のキャラクターに内在する矛盾をはじめ、多くのことに惹きつけられ、中でも、観客は誰の味方になるべきかという点における、ある種の曖昧性に魅了された。
「北アイルランド人なので、人は僕をこっち寄りだと思うかもしれませんが、この物語とこのドラマは、間違いなく両方の側を見ています。」彼はRadioTimes.comの独占インタビューで語る。
「つまり、僕は両方の側にいるということで、それはかなりの成果だと思います。」
「矛盾は、僕が主として探していることです。」彼は加える。
「60年代から70年代初頭の北アイルランドの、特に国境沿いの州にいる何人かの男が、ある運動に巻き込まれるのですが、それを見て僕は考えます。もし自分がこの時代に生まれていたら何か違っていたのか?男として生き残るには何をしなければならなのか、それは時代によって決められてしまうのか?と。」
「僕が駆り立てられたのはそういうところです…、彼は父親になりたかった、未来を生き抜きたかった。映画の冒頭では、彼は活動を置き去りにして、ただ残りの人生を始めようとしただけに見えますが、すぐに奪われてしまいます。」
作品の準備にあたり、モーガン自身がマイケルと同じアーマー出身であることは大きな助けになった。
育った時代は違えど、キャラクターを理解するのに彼の個人的な経験が大いに役立ったのだ。
「事前に僕がガード兄弟に言ったのは、僕は自分の観点だけでなく、アーマーで育った人間として持ち込めるもの全てをキャラクターに持ち込むつもりだということです。」彼は言う。
「それはタダで手に入ります、それがそういう場所で生きることの複雑さで、僕は終わりに近い時代に育ちましたが、それでも自分の文化の一部であり血となっています。そういうものを見て育つと、自分の記憶に残ります。その時代を経験していなくても、経験した大人たちに囲まれていたのは確かです。」
続く…