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 Fabric Magazine - 2023年2月 - ジャック・ローワン インタビュー翻訳 ②
続いて、『A Town Called Malice』の特徴について、さらに掘り下げます。
このドラマは80年代が舞台ということで、80'sのヒットソングがバンバン使われており、さらに、ドラマのタイトルはザ・ジャムの同名曲。
その絡みでポール・ウェラー様がカメオ出演しているらしい。
撮影時のバックステージ映像を観ましたが、お年を召しても髪の毛に全くうねりのない、まっすぐきれいな白髪のポール・ウェラー様がまぶしかったです。



スカイ・スタジオのコミッショニング・ディレクター、ガブリエル・シルバーはこのシリーズについて、次のように述べる。「もし『ダラス』と『パルプ・フィクション』がデュラン・デュランの曲に合う子供を作ったら、『A Town Called Malice』になるだろう、80年代のロマンスと欲望と暴力に、パイナップルと傘を添えて酔わせるカクテルだ。ニック・ラヴの脚本が見事に命を吹き込み、当時の輝かしいサウンドトラックに乗せて、視聴者はコスタ・デル・ソルの華やかでヴィヴィッドな世界に連れ戻されるだろう。」
実際、この8話のタイトルは、80年代初期のザ・ジャムのヒットソングで、音楽はこのシリーズの心臓部だ。

「ノリノリの音楽と、当時のファッションもすごく上がります。」ジャックは同意する。
「この番組で使われている80年代の曲はとにかく凄いです。1話1時間で、全8話のシリーズなんですが、撮影中、使われていた曲全てでプレイリストを作ったら、トータル4時間半ぐらいになりました。80年代で思い付くバンドは、たぶん全部このプレイリストに入ってるはずです!」

キャストとクルーはテネリフェ島で6ヶ月間過ごし、1980年代のスペインを再現した。
「あまり好ましくない場所があります!」ジャックはニヤリと笑う。
「僕はイギリスの冬の最悪の時期を免れられたんです。暗くなるのが早い、日の短い日々を避けられたんです。
テネリフェ島は素晴らしいロケーションでした。まだ手つかずの土地が残っていて、そこへ行くと、本当に80年代の気分になるというか。実際、インテリアもそうでした。土地が広くて、オープンスペースがあって、火星で撮影しているかのようで、ここはどこ?みたいな謎の場所です。テネリフェ島での6ヶ月間は、僕にとっては天国で最高の時間でした。」

素晴らしいチームの一員でいることでより良いものになると、彼は断言する。
彼らは放送前のキャスト向け上映会で再会した。
「期待を超えています。」彼は言う。
「ページ上で示されたヴァージョンから、最終的にスクリーンに映し出されたヴァージョンは、僕の想像した以上のものでした。後のチームと監督が素晴らしい仕事をしてくれました。全てにおいて…、僕たちはみんなが楽しめる世界を作り上げたと思います。80年代はすごく楽しいです。物語のトーンはスピーディーに変化して、『あ、この曲好き、このキャラクターいいね、カッコいい』と思っていたら、知らないうちにすごくダークになって、彼らのことが好きなのかどうか怪しくなっていきます。トーンは見事にシフトしていくので、常に何が起こっているのかと疑問が湧きます。完璧な現実逃避になると思います。僕は本当に本当に楽しみです。」

続く…



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