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 【追記】Turning Terry Pratchett's Discworld into Audiobooks コリン・モーガン インタビュー翻訳


世界的人気SF作家、テリー・プラチェットの人気シリーズをオーディオブック化するプロジェクトのドキュメンタリー映像が配信されました。

コリン・モーガンが参加しているこのプロジェクト、さっそくコリンのコメントのみですが翻訳してみました。
自動生成の英語字幕を元にしているので、字幕自体がそもそも怪しい部分もあるため、出来栄えとしては相当怪しい翻訳になっていると思います(汗)。
あくまでも雰囲気翻訳ということで…。

【追記】
このプロジェクトの監督兼プロデューサー、ニール・ガードナーがコリンに言及しているコメントも翻訳しました。
以下、時系列に沿って記載します。


◆00:15あたり(コリン)
彼は本当に陽気で風刺的で、時に感動的で、読者としてそこに入り込むことは、いつだって素晴らしいです、僕にとってはそうです。

★06:47あたり(ニール)
私がプロデュースするときは、iPadで脚本を追いながらやっています。
これは死神のシーンで、ハイライトは死神のセリフです。
それらは全て別々に録音されましたが、我々が録音している間、実はコリンに死神を演じているつもりでこのセリフを読んで貰いました。
そうすると、編集者として正しいセリフのタイミングが分かるだけでなく、コリンにとっても、キャラクターが何をやっているのか、動機は何なのか、さらに他の人々が死神とどう関わっているのかを理解することができ、とても役に立つのです。
また、小さな赤い線は、私がコリンにもう一回読んで貰えるか頼んだか、彼がミスしたかです。

◆07:25あたり(コリン)
特に演技の仕事ではやること全てが勉強になりますが、オーディオの分野ではまったく別のスキルが必要です。
かなり幅広い年齢層、キャラクターのタイプ、生き物などを演じることができるので、楽しいですし、とてもやりがいがあります(笑)。

コリン・モーガンです。ウィザード・シリーズのナレーションをやっています。

いくつかのキャラクターは、その姿や、よくあるのはネーミングが擬音で表現されていて、文字通り自分自身を我々に示してくれます。
例えば、「ハッカードリー」というキャラクターがいるのですが、「ハック」という言葉だけで、たぶん彼はこんな感じで話すだろうなと、何となくわかります。
他にも、テリーの描写がヒントになることもありますし、それが一言しかない場合もあります。
なので、映画の脚本を書いているときと同じように、僕はいつもキャラクターに関するちょっとした手がかりを探すようにしています。

★11:07あたり(ニール)
全ての本が録音されたので、全てのキャラクターの声のクリップを取っています。
なので、新しいナレーターがやって来て、古いキャラクターを取り上げなければならない場合、その声を最初に作った人のクリップを差し出すことができるよう、私は声の巨大な保管所を作っています。
例えば、コリンはウィザードをやった最初の人です。
現代版ウィザードです。
彼がこのキャラクターをある意味定義したと言えます、そして、シアンは後の本でそれらを登場させなければならず、彼女は彼の声を使いましたが、模倣はせず、同じ音調の範囲にとどめています。
それぞれのナレーター、それぞれの役者が自分なりの解釈をキャラクターに加えるのは、それがかけ離れていない限り、良いことだと思います。
誰かが、ある本ではスコットランド人で、次の本では北アイルランド人なんてことは望みません。

★15:39あたり(ニール)
多くの発音は、以前のヴァージョンの本で知っているのですが、いくつかは確信が持てませんでした。
そこで、著作管理者のロブに連絡したところ、とても小さな文字で書かれたガイドをいただき、それを大きくプリントアウトしました。
基本的に私のしたことは、単語、場所、人々について私が提案する発音を一覧にして彼らに送ったことです。
例えば「Arcanum(アーケイナム)」は、彼らは私に賛同してくれて、主となる韻が「hay」であることを確実にしてくれました。
それから、具体的な本で言うと「The Light Fantastic」では、コリン自らいくつかの発音について質問があり、私が答えた上で、全てをもう一度ロブに伝えたところ、細かい部分での僅かな変更の提案がありました。

◆19:49あたり(コリン)
一つの場所で起こる全てに、1日10時間ぐらいエネルギーを集中させます。

-終わり-

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