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 舞台All My Sons コリン・モーガン インタビュー翻訳 ④
ラストとなる今回は、小さい頃に観ていた映画の話、プライベートのコリン、ファッションとの関係、今後の予定で締めくくられます。
気になるのは、今後の予定を聞かれて、今、「Telling Stories」に興味があり、数年の内に実現するだろうと話していること。

確かに、最近のコリンは、オーディブルで小説を朗読したり、グリム童話の読み聞かせをしたり、物語を読む仕事が増えていますが、「Telling Stories」とは、このことを指しているのか?
でも、『All My Sons』を上演していた頃は、すでに『The Worldship Humility』でオーディブル・デビューしていたので、時系列的に合わないのが気になります……。
あるいは、このインタビューは1週目のリハーサルが終わったときだったので、その時はまだオーディブル・デビューする前だったとか?!
う~む、「Telling Stories」とは、いったい?


TDH: What’s films did you enjoy growing up?
小さい頃は、どんな映画を観て楽しんでいましたか?

CM: When I was younger, I was drawn to the darker or slightly weirder movies, like Dark Crystal or Big Trouble in Little China.
僕が子供の頃は、暗くて、ちょっと変な映画に惹かれました、『Dark Crystal(ダーククリスタル)』とか『Big Trouble in Little China(ゴーストハンターズ)』とか。

Then later, I liked films like 21 Grams, American Beauty, Magnolia – stories told in interesting, slightly off ways.
それから、『21 Grams(21グラム)』、『American Beauty(アメリカン・ビューティー)』、『Magnolia(マグノリア)』といった、面白くて、ちょっと外した手法で語られる映画が好きになりました。

I’ve always been a sucker for those. And even better if it’s accompanied by some weird music, like something by Thomas Newman.
僕はいつもそういうのに目がないです。
そして、トーマス・ニューマンみたいな不思議な音楽だったら、さらに良いです。

TDH: Was acting something you’ve always been drawn to? Was it in the family?
演技には、昔から惹かれていたのですか?家族にそういう人がいましたか?

CM: No. It’s not in the family, so there were no influences there.
いいえ、家族にはいません、なので、家族からの影響ではありません。

Acting was something that I just seemed to be doing, was always drawn towards; school plays, any drama. I grew up in Armagh, and there was always some kind of drama I could do.
演技は、僕がただ自然とやっていたことで、学校の演劇や、あらゆるドラマに魅了されました。
僕はアーマーで育ったのですが、そこにはいつも僕ができる何かしらのドラマがありました。

TDH: You went on to study acting — first in Belfast, and then at the Royal Conservatoire of Scotland. But then, in your last year, something unexpected happened?
あなたは演技の勉強を続け、最初はベルファスト、そして、スコットランド王立音楽院に進学しました。
でも、最後の年に、思いがけないことが起こりましたね?

CM: As part of our final assessment, we had to do two scenes we had prepared. And we went down from Glasgow to London for this.
最終評価で、我々は準備した二つのシーンをやらなければなりませんでした。
そのために、グラスゴーからロンドンに行きました。

It was crazy, I can’t even really remember. Just a whirlwind. It was the first time I’d ever been in London. Everything was just so new!
クレイジーな出来事で、当時のことはよく思い出せません。ただ目まぐるしかったです。
僕は初めてのロンドンで、何もかもが新鮮でした!

TDH: And this is where you were cast for the lead in Vernon God Little?
そして、ここで『Vernon God Little』の主役に抜擢されたのですね?

CM: Yes, this is when I met the director, Rufus Norris. Like I said, it was a whirlwind!
はい、この時にルーファス・ノリス監督と出会いました。
先ほども言ったように、とにかく目まぐるしかったです!

TDH: It’s one of those moments when something really changes the direction of your life.
何かの出来事がきっかけで、人生の方向性が変わる瞬間ですね。

CM: Completely! It really set me on a course; I can’t imagine how it would have gone otherwise.
その通りです!
自分の進むべき道が確実に定まりました、さもなければどうなっていたか、想像できません。

TDH: You seem equally comfortable on stage or film, and you’re certainly busy with both! You recently did Simon Amstell’s Bebjamin, which premiered at the London Film Festival, and which is quite an original story.
あなたは、舞台も映画も同じようにこなして、そして、両方ともに忙しくされていますね!
最近では、ロンドン・フィルム・フェスティバルでプレミア上映された、サイモン・アムステル監督の『Benjamin』に出演されましたが、とても独創的なストーリーですね。

CM: It’s out now. And yes, the narrative, along with the honesty of the script, is incredible. Also, with amazing direction.
今、公開中です。そう、脚本の誠実さと相まって、語り口が素晴らしいです。
そして、素晴らしい演出です。

TDH: What about downtime, how do you stay balanced?
息抜きはしていますか、どうやってバランスを保っていますか?

CM (laughs): I can’t say I subscribe to balance! I don’t really switch off.
バランスを取っているとは言えません!(笑) 僕は本当にスイッチをオフにしていないので。

And when I’m working, the scales are definitely tilted towards whatever I’m doing at the time. It can be quite intense. There’s so much going on, so much to take in and work out. It just takes over, completely.
仕事をしているときは、今やっていることに全神経を傾けています。
かなり張りつめています。
そこではあまりにも多くのことが起こっていて、受け入れなければならないことや解決しなければならないことがたくさんあります。
完全に支配されています。

TDH: How about between jobs?
仕事の合間はどのように過ごしていますか?

CM: Between jobs, I hang out with friends. Go out, don’t go out – no agenda. It’s when normality becomes the luxury.
仕事の合間は、友だちと過ごします。出かけるときもあれば、出かけないときもあり、特に予定は決めません。
普通であることが贅沢な時間です。

TDH: And I have to ask, what’s your relationship with fashion, do you have one?
そして、お聞きしたいのは、あなたとファッションとの関係はどんな感じですか?

CM: (laugh again): No! I do rely on good people, though, to guide me!
ないです!(笑) 僕を良くしてくれるいい人に頼っています。

TDH: Finally, what’s next?
最後になりますが、次の予定は何ですか?

CM: Nothing I can talk specifically about yet. But generally, it will be to keep challenging myself, to keep working at what I’m interested in, and keep hoping to at least land on my feet. Or at least, one foot. Yes, I’d be happy to keep landing on one foot!
まだ具体的には話せません。
でも、概して言えば、自分に挑戦し続けること、自分の興味のある仕事をし続けること、少なくとも自分の両足で着地できることをこれからも望みます、あるいは、片足でもかまいません。
そう、片足でも着地し続けることができれば幸せです。

I’ve got a lot of ideas, and projects I would like to develop. Telling stories, that’s what I’m interested in — and I don’t know yet what form this will take, but it’s definitely within the next few years. It really is about the whole journey, going through it. It’s not just about the end result.
僕には、色んなアイデアや、発展させたいプロジェクトがあります。
物語を語ることに、今は興味があって、どのような形になるかはまだ分かりませんが、確実に数年のうちにやることになると思います。
それは、まさに旅の全てを経験することです。
最終的な結果だけではないのです。

-終わり-

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