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 舞台All My Sons コリン・モーガン インタビュー翻訳 ②
コリンのこれまでのキャリア紹介が終わり、ここから、本格的にインタビューに入ります。
舞台『All My Sons』のリハーサルの様子、役作りへのアプローチ、その醍醐味などについて語ります。
そして、やはりここでも難しいことを言うコリン…


TDH: You’ve just begun rehearsing for All My Sons. How is it going?
『All My Sons』のリハーサルが始まったばかりですね。どんな様子ですか?

CM: It’s been a whirlwind.
慌ただしいです。

The first week is always like that; so many thoughts, ideas, excitement, anticipation.
最初の週はいつもこんな感じで、たくさんの考え、アイデア、興奮、期待で渦巻いています。

We’ve been in the rehearsal room, meeting people who will be ‘family’ for the next few months-we will actually see them more than our own families.
我々は、これから数ヶ月間“家族”となる人たちに会い、リハーサルルームで過ごします。
彼らとは、実際の自分の家族よりも多く会うことになるでしょう。

Particularly with this play, All My Sons, it’s all about being part of a family.
特に、この『All My Sons』では、家族の一員であることがテーマです。

So it’s an important time, developing those relationship as we develop our characters.
なので、我々が各々の役を発展させると同時に、彼らとの関係も発展させる、重要な時間なのです。

TDH: And your character has to face some big, life-defining issues.
It’s quite an emotional journey.
さらに、あなたの役は、いくつかの大きな、人生を決定づけるような問題に直面しなければなりません。
感情の移り変わりが激しいですね。

CM: there’s a lot to get my head around!
理解しなければならないことがたくさんあります!

And the back story, there’s so much.
背景となる物語も、色々あります。

I need to also work out how much is known, revealed on stage, how much only shows up through actions, who knows what.
さらに、ステージ上でどれだけのことが知らされるのか、明らかにされるのか、動きだけでどれほどのものが露わになるのか、誰が何を知っているのか、僕は理解する必要があります。

To start with, the time the characters exist in itself is a big influence.
先ず第一に、そのキャラクターが生きていた時代そのものに、大きな影響力があります。

Just by going through things like the Depression, how that affected the characters.
世界大恐慌などを経て、それがキャラクターにどれほどの影響を与えたのか。

And WWⅡ. Then layer on top of that the courtroom drama, the history of the family, the relationship between father and son, mother and son, business partners, intergenerational guilt…
そして、第二次世界大戦。その上に、裁判劇、家族の歴史、父と息子の関係、母と息子の関係、ビジネスパートナーとの関係、世代間の罪の意識…などが積み重なります。

TDH: Arthur Miller provides rich territory!
アーサー・ミラーは盛りだくさんですね!

CM: You can picture him watching, laughing, as we try to untangle and distill what he created.
彼の作品を我々が紐解き、抽出しようとしているのを、彼が笑いながら見守っている姿が目に浮かびます。

But that’s also why it’s one of the best parts of the journey to the stage.
でも、それがまた、ステージにたどり着くまでの醍醐味の一つなのです。

This is where the imaginative work comes in, when you map out all the different alleyways that exist for this character.
キャラクターに存在している全ての路地を地図に起こす作業は、とても想像力を必要とします。

You try to identify them, lay them all out, then decide which of those alleyways you are going to explore more.
それらを確認し、全て並べてみて、そして、どれをもっと掘り下げるかを決めます。

And it’s challenging.
とてもやりがいがあります。

Every time you read the play, a new story emerges, or you see something you didn’t see before.
脚本を読むたびに、新たなストーリーが浮かび上がったり、あるいは、以前は見えなかったものが見えたりします。

And how many alleyways will you go down before you feel lost?
そして、道に迷ったと感じるまでに、どれだけの路地を歩くことになるのか?

It’s like a spiderweb underpinning the play.
それは、脚本を支えているクモの巣みたいなものです。

続く…

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