2020/09/29 12:31
9月25日から公開の映画『マティアス&マキシム』を観ました。
幼なじみのマティアス&マキシムは、成り行きで仲間の妹が撮っている映像作品に代役で出演、そこで男同士のキスシーンに応じたことがきっかけとなり、二人はお互いに抱いている特別な感情に気づいてしまう。
しかし、マティアスはもうすぐオーストラリアへ旅立ち、マキシムには婚約者の女子がいるのだった…。
幼なじみという関係ではいられなくなった二人の行く末はいかに!?
世間的にはとても評判がよい作品のようなのですが、う~~~~ん。
私は、監督兼主役のマティアスを演じているグザヴィエ・ドランの感性について行けなかったです。
ジェレネーション・ギャップをこんなに感じた映画は初めてかもしれません。
まだ30歳という若さのグザヴィエ・ドランの感性は、たぶん、同世代の若者が観たら共感できるのだろうと思います。
描こうとしているテーマは好きなのに、描き方の感性が理解できず、自分がいかに年を取っているかを思い知らされました。
グザヴィエ・ドランは、ティモシー・シャラメ主演の大ヒット映画『君の名前で僕を呼んで』に感銘を受け、この作品を作ったそうなのですが、実は、『君の名前で僕を呼んで』も、私はピンときませんでした。
ティモシー・シャラメも、ティモシー・シャラメと恋に落ちるアーミー・ハマーも好みでないのが主な理由かなと思っていたのですが、どうやらそれだけでもなさそうな気が…。
BLを描いた作品でも、『マティアス&マキシム』『君の名前で僕を呼んで』系は、どうも私には合わない様です…。