枝龍茶Time

最近は、イギリスのTVドラマや映画を観る機会がぐんと増えている私ですが、仕事で疲れて帰ってきて、夕食のお供に軽く何か観たいという時は、イギリスものはあまり向いていないように思います。
心身ともに疲れているので、何も考えずに楽しめるタイプのものとなると、とにかく軽くてテンポがよい、アメリカのコメディ・ドラマがちょうどいい感じです。

今、観ているのは、『モダン・ファミリー』。



不動産会社で働く夫フィルと、専業主婦のクレア夫妻のファミリー（3人の子供あり）と、クレアのお父さんジェイのファミリー（コロンビア出身のグラマラスな美女と年の差再婚、彼女の連れ子の息子と3人暮らし）、クレアの弟ミッチェルのファミリー（ゲイのパートナーと、ベトナム人の女の子の養子あり）という、3家族が織りなすドタバタした日常を描いたファミリー・ドラマ。

バラエティーに富んだ3家族は、どの家族もどこかドンくさくて、本人たちはいたって真剣なのに、やることなすこと全て笑いの方向に行ってしまうドタバタが素直に面白い。


他にも、ただただ面白くて好きなアメリカのコメディ・ドラマといえば、『ビッグバン★セオリー』もあり。



「ギークなボクらの恋愛法則」という日本版の副題のとおり、個性豊かなオタクくんたちの恋愛や日常をほんわか描いたコメディ。
このドラマは日本語吹き替えが秀悦で、キャラクターの特長をよく掴んだ声優さんのグッジョブが光っており、敢えて日本語吹き替えで観ることが多いのですが、『モダン・ファミリー』は日本語吹き替えはありません。

アメリカのコメディ・ドラマは、1話30分というのも魅力的。
イギリスのドラマは、だいたい1時間か、あるいは1時間半というのもあり、30分でサッと終わるのがあまりなく、それもご飯のお供にしづらい理由の一つでもあります。
でも、その分イギリスのドラマは1シースンのエピ数が少なく、それに慣れると、アメリカの1シーズン24話とかは、あまりに多すぎて…。
1話30分で、1シーズン8～10エピぐらいが個人的にはちょうどいいです。