2019/11/11 06:40

東方神起ライブツアー2019 ~XV~ を観に行きました。
ファンクラブ枠で応募したら福岡初日と2日目が両方とも当たり、2日間参戦です!
今回は、ニューアルバム『XV』を引っ提げたツアーということで、当然予習が必要ですが、すっかりライトなトンペンに成り下がった私は、参戦前日に大慌てで曲を聴き出す体たらく…。
さらに、アルバム名も「エックス・ヴイ」と読むのか「15(数字の15を指すので)」と読むのかよく分からないまま会場入りし、二人のオープニングの挨拶で「エックス・ヴイ」が正解と分かったしだいです…(汗)。
初日の席は、4ゲート3塁側のスタンド席で、メインステージの正面向かって左側。
今回のメインステージは、V字型になっており(アルバム名にちなんでステージをXとVの形状にしたとMCでユノが語っていた)、そのせいか、今までとは違う不思議な見え方でした。
2日目は、3ゲート1塁側のスタンド席で、若干右寄りとはいえ、ほぼ正面の角度。
しかも、前から3列目だったため、トロッコが間近で観られる、かなりの良席でした!
オープニングの衣装は、いつもかっちりした正装系でキメてくる二人。
今回の衣装も、ゴージャス&皇帝のような威厳を感じさせる佇まいで、とにかく素敵!
さらに、今までのツアーでは「この衣装はちょっと…」というのが微妙にあったものですが、他の衣装も含め、一切ハズレなし!
どの衣装もことごとく素敵で、とても似合っています!
全体的に着込み系で肌の露出が少ないのも特徴で、鍛え上げた筋肉とかをあえて見せないのが逆にいい!
実は、アルバム『XV』は、正直「パっとしないなぁ…」というのが、さらっと聴いた率直な感想でしたが、ライブで聴くと違いました!よかったです!
前回のツアーから「生音」にもこだわり始め、今回は、ホーンセクションに加えてストリングスも入ったバンド構成なのが功を奏していました。
中でも「雪降る夜のバラード」は、ストリングスの音色の美しさと二人の歌唱力が相まって、思わず涙が…!
気が付けば、2人になってからの東方神起の楽曲もかなりの数になりましたが、今でもやっぱり5人時代の楽曲のほうが全体的に優れていると感じる私ですが、「雪降る夜のバラード」は、2人になってからのバラードの中で最高傑作ではないでしょうか!
楽曲といえば、今回のセットリストは、過去曲のセレクトが私好みでよかったです。
2人時代では、「Disvelocity」「Hide&Seek」など、シングルカットされていないマイナー曲をあえてチョイスするニクい戦術、そして5人時代では、「My Destiny」「Stay With Me Tonight」と、どちらも閉っておくのはもったいない名曲です。
「My Destiny」「Stay With Me Tonight」は、今回のツアーでぜひやりたいとユノが激押しして実現したとMCで語っていました。
しかし、「Summer Dream」「Somebody To Love」は、個人的には食傷ぎみです。
バンドにホーンセクションが加わったことだし、「Summer Dream」を、ホーンが映えまくる「甘く果てしなく」に変えてほしいと願ってやみません!
合間に挟まれるVCRは、映画『スタンド・バイ・ミー』を意識した、古い時代のアメリカが舞台のドラマ仕立てで、昔、二人はバンドをやっていたという設定で、当時の演奏風景のフラッシュバックで、「Cheering」をビートルズ風の“バンドサウンド”で演奏しており、そのアレンジがさりげなくカッコよかったです。
達者すぎる日本語のMCは今回も言わずもがなで、初日のMCで、チャンミンが「若干」という言葉を使ったのがツボりました。
チャンミンは、「思っております」とか「・・・しております」という丁寧語を最近よく使っていて、さすが日本語上級者だなあぁと感心していましたが、ユノも使うようになっていました。
今回のステージは、配置や動きが斬新な設計のせいか、次の曲の立ち位置に移動するのに、二人がアリーナの通路を歩いてはけるシーンがあり、アリーナのその通路に近い席の方はラッキーです。
それにしても、2日目に間近で観れた生の二人は、綺麗すぎて、この世の物とは思えませんでした。
アイドルになるべくして生まれたとしか言いようがありません!
そして、2日目は、何といっても「WHY」のときのチャンミンの目力がハンパなかった!
目から炎が出てました!
ということで、まだ始まったばかりのツアーなので、これからさらに進化して、さらによいステージになるのは間違いないでしょう。