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 美容断捨離
年を取るごとに、美容に手をかけるどころか、手を抜いている今日この頃。
というか、あえて手を加えない美容方法を実践中です。

具体的には、洗わない美容。
髪の毛を洗わない、顔を洗わない、体を洗わないという、書き連ねると不潔極まりない雰囲気満載ですが(笑)、シャンプーやクレンジングや石鹸を使わず、お湯もしくは水のみで洗う美容方法です。

シャンプーやクレンジングや石鹸は、洗浄力が強く、必要以上に肌の油分を奪い、肌を守る役割を果たしている常在菌までも洗い流してしまうため、やめたほうがよいとの考え方で、私は乾燥肌なので、体については、実はずっと前から石鹸で洗うのは週1回だけというペースでやっていたのですが、頭や顔も体と同じ皮膚ではないかと気づき(今頃?)、シャンプーもクレンジングも止めてみようと思った次第。

先ずはシャンプーを止め、巷でいう“湯シャン”にチャレンジしたところ、やり始めは、頭皮の乾燥によるフケの量が半端なく、髪の毛もパッサパサで、あまりに乾燥がひどいため、湯シャンもせず、髪の毛を文字通り“洗わない”ようにしてみたり、色々と試行錯誤を繰り返すこと約1ヶ月、すると、大量のフケがすっかり落ち着きました。

湯シャンにして何より感動したのは、自分の体から出る皮脂のコーティング効果で髪の毛のうねりが収まり、セット剤をつけるよりもきれいにまとまるようになったことです。
髪の“うねり”は年齢による劣化だと思っていたのですが、それもあるでしょうが、乾燥が主な原因だったようです。

湯シャンにより、シャンプーを使っていた頃よりも頭皮は明らかに健康になったことを実感、調子づいて今度は顔のクレンジングをやめ、化粧水や乳液といった基礎化粧品もいっさい使わない生活を実践中。

今まで、普段のメイクにリキッドファンデーションを愛用していたため、クレンジングは欠かせなかったのですが、クレンジングをしないようにするためファンデーションを塗るのを止めました。
しかし、すっぴんで仕事に行くのはさすがに憚られ、肌にそこまで負担のかからないフェイスパウダーに切り替え、アイメイクとかの部分メイクは今までどおり施しています。

今のところ、アイメイクを落とすのにほんの少しクレンジングを使うだけにして、あとは極力水に近い温度のぬるま水で洗うようにしているのですが、とにかく私は乾燥肌なので、カッサカサです。
ここは頭皮と同じ考え方で、ノーメイクの日は顔をいっさい洗わないようにして、自らの皮脂を大事に過ごし、様子を見ています。

洗わない美容は、シャンプーやクレンジングや石鹸を使わなくなるので、その分のお金が浮くのも嬉しいです。
そして、旅行のときも荷物が少なくて済みます。
何より、普段の生活が楽ちんになるのが(何もしなくてよいので)、面倒くさがりの私のような性格にはぴったりです。

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