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 勢いまかせのロンドンひとりっぷ ⑧
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ナショナル・シアターは3つの会場があり、「Translations」は一番大きいオリヴィエ・シアターでの開催。
それでも、座席数は1,160シート!(ウィキペディア調べ)
ここ数年、ライブ観戦といえば5万人収容のドームと、バカでかいハコに慣れ切った私にとっては嬉しすぎるこじんまり感!
そして、この日の座席は「K-39」。
前から10列目の真ん中辺りになります。
これは近い!(ドキドキ)

舞台は、ほぼ定刻にスタート。
ステージにライトが点り、立っているのは、コリンではない男女2人。
映画「The Happy Prince」に続き、ここでもまた焦らしプレイです。

時代は1833年、アイルランドの田舎にある語学学校で英語を教える熱血男性教師と、英語がなかなかしゃべれない女子生徒。
松岡修造並みの暑苦しい指導が実を結び、ついに女子生徒が「My Name is Sarah.」と言えるようになり、二人で大喜びしているところに他の生徒たちも集まり、わちゃわちゃすること約30分。

ステージ向かって右サイド後方から、ダブリンから故郷に戻ってきたオーウェン(コリンの役どころ)登場!
ヤバい!
暗がりでシルエットしか分からなくても、明らかにイケメンと分かる驚異のルックス!
そして、コリンは少しずつステージ前方に近づいてきて…、顔が、全身が、はっきり見えました!
コリン!!!無理!!!超絶イケメン!!!!!

音楽ライブなら、ここで「キャ~~~~~~!!!!!コリ~~~~~~~~ン!!!!!」と、黄色い歓声が上がるところですが、会場は無言!
あくまでも芝居を観ることに集中している様子。
舞台は音楽ライブとは違うことを実感した瞬間でした。

そんな冷静な観客をよそに、ひたすらコリンのルックスに舞い上がる私。
コリン、顔ちっさ!!
欧米人はまぁ皆さん小顔ですが、輪をかけて小さい!
感動しかないレベルの小顔!
さらに、メンズ・ファッションのお手本のようにPコートを可愛く着こなす、完璧なスタイル!!
全身のバランスがモデルで、腰の位置が高くて足が長い!そして細っそい!!
もぅ何これ!美しすぎるし!可愛すぎるし!!

そんな生コリンのオーラに圧倒されつつ、音楽ライブでは翌日二の腕が筋肉痛になるほど双眼鏡を使いまくっている私は、「この距離感は確かに近いけど、やっぱり双眼鏡がいるかも!?」「双眼鏡で見たら、いったいどんな景色が拝めるのだろう?」と、さらにアップで見たい欲望が沸々と…。
しかし、ステージから10列しか離れていない席で双眼鏡を使っている観客は皆無…と思いきや、斜め前に座っている女性がオペラグラスで覗いているのを発見!
周りの目を気にして我慢していた私に勇気を与えてくれました。

小休憩後の後半戦からは、8倍ズームの本格双眼鏡を使って、更なるディープな生コリン観戦へ突入。
そこで見えたものは…、洋服の襟元で隠れるか隠れないかぐらいのコリンの首元に貼られた、肌色の湿布!
「きゃ~、コリンもそんなもの貼ったりするんだ~」と、コリンの人間らしい部分に触れられて、思わずほっこり&萌え。
しかし、この距離で8倍ズームは確かに大きく見えますが、コリンの立ち位置を見失いやすく、裸眼の方が見やすいとの結論に達し、双眼鏡はそこまで駆使することなく終わりました。

そんなこんなで、初回観戦は、生コリンに興奮しっぱなしで終了!
頭の中は「コリン、ヤバい!コリン、ヤバい!」がエンドレスでリフレイン、コリン愛が暴走し放題です!
こうなったら、更にもう1回追加するしかない!と、ホテルに帰ってナショナル・シアターのサイトへGO、今回の席よりも更に前の座席をオンライン購入したのでした。

続く…

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