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 sutra(スートラ) at 北九州芸術劇場 '16.10.8
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カーテンコールでの1枚

昨日は、世界60都市で絶賛の大ヒット作、本家少林寺の僧侶たちとコンテンポラリー・ダンスのコラボレーション舞台「sutra(スートラ)」を観に行ってきました。

会場が北九州芸術劇場ということで、今回初めて小倉(正確には西小倉)に行ってきたのですが、それにつけても小倉は遠いっ。
福岡県内だけど別の県に行くような感覚で、今まで、福岡出身の人に福岡のことを尋ねると、小倉育ちの人は必ずといっていいほど「小倉だから」と答えるのが余所者の私にはよく分からなかったのですが、その理由が分かったような気がしました。

余談はさておき(笑)、少林寺といえば、リー・リンチェイ(今はジェット・リーですが、敢えてのリー・リンチェイ呼び)の映画でしか知らない私ですが、そのアクロバティックかつアーティスティックな様式美にはとても惹かれるものがあり、それが生で観られて、しかも本家の少林寺で日々修行に励んでいる僧侶たちが披露してくれるというのは、貴重そのもの!
さらに、彼らの演出を手掛けるのが、シディ・ラルビ・シェルカウイという、現代舞踊界のスーパースターと言われている方で、これはもう行かないわけにはいきません!

幸い、座席も2階席一番前のよいポジションが取れ、でも2階席だから双眼鏡を持っていかないと(!)と思いつつ家に忘れてきて、開演前はショックで落ち込みモードだったのですが、音楽ライブと違って、このような舞台で双眼鏡を使っている人は誰もおらず、忘れてきて正解だったようです(笑)。

舞台には、ちょうど人が一人入れるぐらいの細長い棺のような(?)木箱が人数分置かれ、小道具はそのハコだけというシンプルさ。
ハコを様々なフォーメーションに配置し、僧侶たちがハコから出たり入ったり、登ったり降りたり、合間をすり抜けたりしながら舞うという演出が、とてもスタイリッシュで、かつイリュージョン的な要素もあり、最後まで目が離せません!

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ロビーに展示してあった、実物のハコ

中には、縦一列に並べたハコの上に僧侶たちが並んで、EXILEのチューチュートレイン風に魅せる技や、羽生結弦選手がソチ五輪で金メダルを取ったフリー「ロミオとジュリエット」のフィニッシュ・ポーズとよく似たキメポーズなど、日本人になじみ深い演出やポージングもありました。
さらに、舞台を盛り上げる音楽が生演奏で、演技者とミュージシャンのスリリングな掛け合いにもコーフン!

そして、何より一番の演出は、僧侶の中に一人だけいる、小学生ぐらいのキッズ僧侶くんの存在!
大人(といえども皆さん若いですが)に混ざって、一人ちっちゃいキッズ僧侶くんが動いている姿がとにかく可愛くて可愛くて、癒されまくりです!

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このキッズ僧侶くんが可愛すぎて!

本家少林寺の僧侶たちの、卓越した身体能力で魅せる超人技の数々、イリュージョン的なエンターテインメント性、キッズ僧侶くんの癒し効果など、様々な要素が盛り込まれながらも、スタイリッシュな芸術作品に仕上がっていて、本当に素晴らしい舞台でした。

カーテンコールには2回応えてくれて、僧侶たちがバック転の連続技など、スーパー個人技を立て続けに繰り広げる大サービスで、会場は大盛り上がり!
舞台でもセンターを務めていたリーダー各の僧侶くんは、連続バック転に、最後はひねりを加えた大技を魅せてくれて、すごかったです。

「sutra」を機に、少林寺くんたちにハマりそうでこわい(笑)。
それぐらいインパクトが強かったです。


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