2015/09/01 19:19

東方神起所属の韓国最大手芸能事務所、SMエンターテインメント制作のドキュメンタリー映画「SMTOWN THE STAGE」を観ました。
3年前に作られた「I AM.」の続編にあたる本作品は、昨年のSMTOWN東京のライブ映像を中心に、その舞台裏の様子や、所属アーティストたちのインタビュー、さらに、アーティストたちを支える裏方さんたちのインタビューを交えた進化版。
とはいえ、前作同様、やはり、掘り下げ方が、浅い…、中途半端…。
特に、裏方さんたちのインタビューは、もっと深いところまで突っ込んでくれたら、SMEのアーティストの育て方だったり、音楽の作り方だったりが、より伝わって興味深かったのに、あの程度の話であれば、その分アーティストの舞台裏映像とかをふんだんに流してくれたほうが嬉しいかと…。
前作は、アーティストひとりひとり全員をフィーチャーしていましたが、今作は、個人よりもグループをフィーチャーした作りで、中でもEXOの出演がやたらと多く、SMEのEXO推しが露骨すぎるのも気になりました。
お目当ての東方神起は、日本オリジナル版での上映ということもあり、EXOの次に出演シーンが多く、去年のSMTOWN東京の「Somebody To Love」を特別追加してくれていましたが、あの名シーン、頭に銀テープを巻いた”光ゲンジ”チャンミンの映像がなかったのが超残念!
アーティストのインタビューでは、Super Juniorのチームワークの良さについて語るEXOのメンバーが、「僕たちも、顔に水をかけられても笑っていられるようなグループになりたい」(←若干うろ覚え…)というコメントが印象的でした。
その後、EXOは相次ぐメンバー脱退騒動があったので、確かに、そんなジョークが通用するような関係はまだ築き上げられていなかったのだろうなと実感…。
ところで、この映画のチケットは、私はファンクラブ割引で買いましたが(1,700円)、一般の映画と違って、レディースデイに行っても1,000円にはならず、一律2,000円すると知って、ちょっとビックリ。
前作のときは気が付いていませんでしたが、前作もきっとそうだったのでしょう。
個人的に、この映画を定価で観るのなら、DVDになるまで待つことをオススメします。