2014/01/17 23:44

昨日は、ファンキー・ミーターズのライブを観に行って来ました。
ファンキー・ミーターズは、ニューオーリンズ・ファンクのレジェンド(!)、ミーターズのオリジナル・メンバー、アート・ネヴィルとジョージ・ポーターJr.が、ミーターズ解散後、新たなメンバー、ブライアン・ストルツとラッセル・バティステを迎えて活動している新生ミーターズです。
ソウルやファンク・ミュージックを語るには欠かせない偉大なバンド、ミーターズですが、一般レベルでの認知度はかなり低く、知る人ぞ知る存在かと思いきや、会場は1stステージからぎっしり!
ヒップホップの音楽にもミーターズの曲が色々とサンプリングされているという影響もあってか、年齢層も若者からベテランまで幅広く詰めかけ、この賑わいは嬉しい驚きでした。
ライブは、ノンストップ・ミーターズ・メドレー!
Funky Miracle~Chicken Strut~The World Is A Little Bit Under The Weather~Africa(記憶が怪しく、順番は適当です…)と、次から次へと名曲が展開、アンコールまで一度も止まることなく曲が繰り出されました。
一番の代表曲Cissy Strutは、曲に入るまでの前置きがやけに長い、もったいつけた(?)ニクイ演出で魅せ、アンコールでは、客席から「Ride Your Pony!」の声が上がるやいなや、驚きのレスポンスで即座に披露してくれるというサービス精神を発揮!
新生メンバーのギターのブライアン・ストルツは、弾き過ぎないところがツボで、すっかり弾き倒し系ギタリストになってしまったオリジナル・メンバーのリオ・ノセンテリ本人よりも、往年のリオ様のプレイを継承している感じでよかったです。
ドラムのラッセル・バティステは、ジガブーとはまたニュアンスの違うニューオーリンズ・ドラミングですが、ジガブーと同じく、サウンドの要としてなくてはならない存在でバンドに君臨していました。
オリジナルの長老アート・ネヴィルは、かなり足が悪く、ステージに辿りつくまでにも一苦労な状態でしたが、そんな姿がますます感動を誘い、年齢を重ね、枯れたオルガン・プレイや歌が、また切なくもいい味を出していました。
そして、ジョージ・ポーターJr.は、まだまだ現役バリバリで、とにかくスゴイ!の一言。
ミーターズ・サウンドの特徴といえば、ジョージおじさんの弾くベースのカッコよ過ぎるリフですが、それが生で聴けただけでもう大満足。
ということで、私の音楽活動に最も影響を与えてくれたといっても過言ではないミーターズ、やっぱりすごい、素晴らしいっ。