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 TENSE

Tense 7集 (韓国盤)Tense 7集 (韓国盤)
(2014/01/06)
東方神起

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東方神起の韓国7枚目のニュー・アルバム「TENSE」。

デビュー10周年の節目にあたるこのアルバムは、いわゆる”SMP”を封印(!)、全体的にとても聴きやすいポップス・アルバムに仕上がっています。

先行シングル「Something」は、SMPの代名詞、ユ・ヨンジンの作品でありながら、重厚なビートを強調したエレクトロニックないつものサウンドではなく、スウィング・ジャズのリズムにビッグバンドの演奏と、アナログ回帰な軽快ダンス・ナンバーで、ユ・ヨンジンの音楽家としての幅の広さを感じさせる一曲。
他にも、80年代のマイコーっぽい楽曲とか、80年代、90年代の洋楽ヒットチャートを思い出させてくれる懐かしめのサウンドがいい感じです。

カードはチャンミンが入っていました。きゃ~
カード


私のお気に入りは、
■Double Trouble
ファンキーでカッコいいベースライン!
ワンパターンのリフが延々繰り返される、繰り返しの美学!
その上に乗っかるチャンミンのパワフルなハイトーンボイスに、ユノのドヤ顔合いの手がキマッています。
チャンミンが間奏で叫ぶ「Trouble~~~~、Shout!」が妙にツボ。

■Your Man
90年代の大人気ボーイズグループ、TAKE THATがこんな感じの曲を歌っていたような…。
東方神起も大いに影響を受けたであろう、懐かしのボーイズグループ・サウンドに気分が上がります。

■Moonlight Factasy
マイコーとブルーノ・マーズを足して2で割ったような楽曲。
ユノとチャンミンのリズム感のよさが光っています。

■Love Again
サビのメロディラインがグッとくるバラード・ナンバー。


個人的に物足りないのは、前作「Catch Me」の中の「How Are You」みたいな、胸がキュンとなる切ない系ミディアム・バラードが入っていないところ。
前半に好きな曲調が集中して、後半尻すぼみになってしまうのもちょっとアレでしょうか…。

ところで、只今絶賛プロモーション中の「Something」は、作者は日本人という情報が一時期出回っていて、しかも、編曲者が日本の東方神起のお抱えソングライター、井上慎二郎となっていたのにビックリしたのですが、そうではないことが判明してよかったです。
音楽好きの端くれとして、それなりに色んな曲を聴いてきた私には、井上慎二郎が「Something」を編曲するとはとても考えられず(井上氏は持っていない曲の世界だと思うので)、もし本当に井上氏が関わっていたら、私の音楽好きとしてのプライドが傷つくところでした…(笑)。

ということで、「Something」の公式Youtube。
ダンスの振り付けは、トンペンにはお馴染み、トニー・テスタ氏。
とてもユニークで素敵な振り付けをする、注目の振付師です。

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