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 ミーターズExperience Live at ビルボードライブ大阪 1stステージ '13.1.29
昨日は、ミーターズExperienceのライブを観に行ってきました。

ミーターズExperienceは、ニューオーリンズ・ファンクの伝説、ミーターズのオリジナル・メンバーであるギタリストのリオ・ノセンテリを中心に、P-ファンクのオルガニスト、バーニー・ウォレル、JBズのトロンボーン奏者、フレッド・ウェズリー、そして、ニューオーリンズが生んだ現代を代表するスーパードラマー、スタントン・ムーア様など(!)、スペシャルすぎて大変なことになっているメンバー構成で、こんな豪華ライブを見逃がすわけにはいかないと、会場は1stステージからぎっしり埋まっていました。

ライブは、乗っけからフルスロットルで、各人が度肝を抜くソロ回しをいきなり展開。
中でも、ベースのビル・ディケンズ氏が魅せる6弦7弦ベースの超超超高速(!)速弾きプレイは、あまりに凄くて、言葉を失うのを通り越して笑ってしまうほどでした。

前半は、ミーターズの名曲「Cissy Strut」「Fire On the Bayou」など、ニューオーリンズ・ファンクでグイグイ攻め、バーニ・ウォレル、フレッド・ウェズリー両氏が満を持して登場した中盤からは、「Pass The Peace」「Give Up the Funk」など、ファンクの代表的なキラーチューンを連発、最後は、ミーターズの「Hey Pocky A-Way」で、マルディグラさながらに客席にビーズを投げ入れる演出付きで締めくくり、さすが、ファンク界の重鎮がこれだけ集結したステージは「これがファンクだ!」と言わんばかりの、有無を言わさぬ圧倒的なパフォーマンスでした。

そんな中でも、やはり、なにより素晴らしかったのは、一筋縄ではいかない個性豊かなベテラン勢を見事にまとめるムーア様のドラミング!
これだけのレジェンドたちをまともに相手にできるのは、ほんとムーア様しかいないと思います。
あと、ミーターズExperienceのfeaturingとしてはクレジットされていませんが、パーカッション&ボーカル担当のスティーヴ・ペリルー氏の、シリル・ネヴィルを彷彿とさせる風貌と声もとてもよかったです。

今回、初めてBOX席で鑑賞させていただきましたが、BOX席は、見晴らしはいいし、会計時もレジに並ばなくていいし、セレブな気分を味あわせてくれるナイスな席でした。

ということで、期待を裏切らないミーターズExperienceのステージは、フジテレビNEXTにて、1月31日の19時からビルボードライブ東京で行われるライブを生中継するそうです。
これは録画予約しておかないと!

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