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 MAROON5 Japan Tour 2012 at 日本武道館 '12.10.2
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2日は、マルーン5のライブを観に行ってきました。
新作「Overexposed」を引っさげた今回の来日公演は、東京でしかも1日のみ(!)というあわただしいスケジュールのため、観たかったら東京に行くしかない、ということで、大阪からはるばる日本武道館まで足を運びました。
そんな熱いファンの(自分で言うか!?)ライブレポをお届けします。

個人的に、日本武道館は今回初体験でしたが、先ずなにより、普通のイベント会場にはない、日本情緒溢れる会場の佇まいに心奪われました。
武道館にたどりつくまでに、威風堂々とした門構えをくぐるというシチュエーションも素敵で、きっと外国のアーティストさんたちも、このような” The 日本”な雰囲気の会場でライブをするのは、気分が上がるのではないでしょうか。
そして、日本武道館は、想像以上に狭い!
大阪城ホールよりも気持ちまだ小さいかも、ぐらいの大きさで、私の席は1Fスタンド席でしたが、ステージから近いし段差もあるし、かなり見やすかったです。


さて、どうでもいい前座のステージが終わり(苦笑)、セッティングも完了したところで、場内に電話の呼び出し音が鳴り響き、いよいよメンバーが登場!
オープニングは、電話と言えば、新作からのシングルカット「Payphone」。
なぜか、今回は珍しくメンバー全員、黒Tシャツ&ブラック・ジーンズで衣装を揃えています。
これは何か意味があるのでしょうか、ないのでしょうか…。
それにしても、いつもながら衣装代にはお金がかかっていない感じです(笑)。
そして、メンバーは、キーボードのジェシーが脱退中の間の助っ人キーボーディスト、PJ・モートン氏の他に、もう1人、助っ人ギタリスト&効果音(?)担当が増員されていました。

セットリストは、個人的に新作はこれまでのアルバムの中で一番イマイチなので、新作ナンバーを続々披露されるとちょっと困るなぁ、と思っていたのですが、その心配は無用で、新作、旧作満遍なく網羅した内容でした。

曲は、1曲1曲切らずにほとんど繋げた構成で、とにかく曲の繋ぎ部分がとても凝っていて、マイコーの「Don’t Stop ‘Til You Get Enough」をベースに「Mekes Me Wonder」を歌ってみたり、逆に「One More Night」をベースにStingの歌(題名分からず)を乗せてみたり、合間合間に他のアーティストの曲をサラリと入れ込んでくる遊び心が抜群で、新譜はイマイチだけど(苦笑)、彼らは本当によく音楽を知っているし、そのアレンジ・センスの良さに、感心&安心しました。

他のアーティストといえば、アンコールでは、アダムがドラムを担当し、ミッキー、ジェイムズのオリジナルメンバー3人で、ホワイトストライプスの「Seven Nation Army」を披露するサプライズがあり、彼ら3人の、ただの純粋な音楽大好きバンド少年に戻ったかのような、無邪気で和気あいあいとした仲良し姿は、観ていて微笑ましくてかわいくて、なかなかの萌えシーンでした。
この曲で、ギターのジェイムズのメインボーカルを初めて聴きましたが、ジェイムズもいい声しています。

アンコールでも、ヒューマン・リーグの「Don’t You Want Me」やジャスティン・ティンバーレイクの「Sexy Back」など、色んなナンバーが飛び出し、果ては、今、韓国のみならずアメリカでも大流行のPSYの「江南スタイル」まで出てくるありさまで、これにはビックリ。

ということで、ライブに行かないと味わえない、遊び心溢れるステージ構成で魅せてくれたマルーン5のライブ。
わざわざ東京まで観に行った甲斐がありました。

最後に、今回のセットリストです。
1.Payphone
2.Makes Me Wonder
3.Luckey Strike
4.Sunday Morning
5.If I Never See Your Face Again
6.Wipe Your Eyes
7.Won’t Go Home Without You
8.Harder To Breathe
9.Wake Up Call
10.One More Night
11.Hands All Over
12.Misery
13.This Love

アンコール

14.Seven Nation Army
15.She Will Be Loved
16.Stereo Hearts
17.Daylight
18.Don’t You Want Me~Sexy Back
19.Moves Like Jagger

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