2010/01/07 23:16

80年代のヘヴィメタル界に多大な影響を与えながらも、世間的には知られざる(忘れ去られた?)存在のヘヴィメタル・バンド、アンヴィルのドキュメンタリー映画「アンヴィル!~夢を諦めきれない男たち~」を観に行って来ました。
空回り続けるアンヴィルの音楽(メタル)人生を、赤裸々に映したこのドキュメンタリーは、見ていてイタイタしかったですが、でも、これぞ人生(!)ではないでしょうか。
そう、人生とはイタいもの、そして、人間の本質とは、矛盾だらけで、間抜けで、みじめなもの。
世間は、苦労話も成功話も、なにかと美化してうっとりしたがるけれど、実際はそんなもんじゃないだろうということを、まざまざと見せてくれたアンヴィルのかっこ悪い生き様は、なんとも魅力的です。
それから、本当に好きなアーティストの音楽は、ちゃんとお金を払って買わなきゃダメです。
タダで音楽をダウンロードするなんてケチなことをしていては、アーティストのためになりません。
ということで、この映画、アンヴィルのファンはもちろん、人生に絶望している人、なにかとタダで手に入れようとズル賢くてケチな人、などにもお勧めです。
ところで、ケータイで「ヴ」は、どうやって打てばいいのですか?