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 He's Just Not That Into You 原作本


映画「そんな彼なら捨てちゃえば?」の原作本を読みました。

気になる“彼”の微妙な態度についてあ~だこ~だと日々思い悩む女性に、恋愛にはそれなりの経験を持ち、かつ、恋愛における自分の行動について、喜んで本音を語ってもいいと思っている男、グレッグ氏が、その男の本音をずばり教える恋愛指南書。

様々なシチュエーションにおける女性からのお悩み相談に答えるグレッグ氏の回答は、結局全て「つまり、彼はそれほどあなたが好きではない」と、単純明快。
それを認めたくないがために、いかに女性はバカげた(?)ありえない(?)言い訳を考えているかが浮き彫りにされるとともに、もうこれ以上、「どうして彼は電話してくれないのか……」などと悩んで無為に時間を過ごすのは止めにして、前へ進みましょう、なぜなら、あなたは素晴らしい人と素晴らしい恋愛をすべき人だから、そうでしょう?と最後はしっかり女性を持ち上げ、エールを送ってくれるニクい構成。
そしてなにより、女性のお悩みとグレッグ氏の回答の、それぞれに漂うそこはかとないユーモアと、ふざけながらも実は真理を突いているやりとりがセンスよく、純粋に“読み物”として面白いです。

例えば、

●「私の立場が上だからためらっているのね」言い訳
グレッグ様
植木屋さんにときめいてしまいました。彼は私のパティオに植物を植えていました。暑い日で、シャツを着ていませんでした。すごくホット。今では私が熱くなっています。私はビールを出し、そうして私たちは少し話しました。彼は、私を誘いたいけれど、私に雇われる身だからためらっているのではないかと思うのです。こんなときは、私から誘ってもいいのでしょうか?
シェリー

グレッグのデスクより
マイ・シークレット・ガーデン様
あなたを誘うことは可能です。あなたはポルノってものを見たことがただの一度もないのでしょうか?ピザ配達人より先に彼が到着するといいのですが。
それはさておき、彼がそのビアガーデンの席で何も言わなかったのは、あなたがお偉い雇い主様であることとは無関係です。そういう言い訳はやめて、悪い知らせの臭いをかぎとりましょう。つまり、彼はそれほどあなたが好きではないのです。
もう一度言わせてください。職場恋愛に注意を促すセクハラ規定があろうと、社内メモがあろうと、男は、その人のことが好きならば、高い地位の女性のことだって誘います。一応一歩譲りますと、通常よりも勇気がいるかもしれませんが。……


あと、グレッグを信じないあなたへ、と題し、女性と真剣に長い交際をしている男性の友人20人(26~45歳)を対象にした、“ものすごく科学的根拠のない世論調査”の結果を載せているコーナーがあるのですが、その中の一つ、

アンケートに答えた男性の100%が、「うっかり誰かと寝てしまう」ことなんてありえないと言っています(しかし、多くの人が、いったいどうしたらそんなうっかりが起きるのか、また、どのようにしてそういう状況に陥ることができたのか知りたいと言っています)。



などなど、とりあえず女性は読んでおいて損はない本、ということで、お勧めです。

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