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 第1回リズム&ドラムマガジン・フェスティバル(副題:ムーア様追っかけツアー) その3
■一日目(Part2)
会場にはAとB二つのステージがあり、ムーア様はBステージでの出演。
Bステージは、会場の真ん中に設置され、360度好きな角度から鑑賞できるのがポイント。
よっしゃ!そういうことなら、ドラムセットに隠れたりせず、両手両足、そしてお顔までしっかり見えるベスト・アングルを、なにがなんでも確保しなければっ!
と、鼻息荒く、スタッフさんがムーア様のドラムをセッティングし始めた頃からステージ周りで待機していると、セッティングが完了したあたりで、なんとムーア様が最終チェックをしにステージに登場!ワォ!!
微妙にメタボ進行中のお腹まわりと、左手薬指に輝く結婚指輪が気になるものの、トレードマークの黒ぶちメガネに黒ジャケット+黒シャツ+ジーパン+黒革靴のファッション・コーディネートは、なかなかいい感じ。
本番前はこんな風にチェックするのね~はぁとvとその姿に萌えつつ、ベスポジも無事確保することが出来、あとは本番を待つのみとなりました。

トータル2時間半以上(!)立ち待ちし、ついにムーア様のステージがスタート!
他のゲストは皆さんパフォーマンスだったけれど、ムーア様のステージは、完全なクリニック。
しかも、内容は、ニューオーリンズ・ドラミング(セカンド・ライン)について!!!
もぅ、嬉しすぎです!!!!!

先ずは、元々バスドラやスネアやシンバルは、それぞれ演奏者が分かれており、それを一人で演奏できる、つまりドラムセットを作った発祥の地は、ニューオーリンズだという歴史のお話から始まり、
セカンド・ラインはハネすぎてもかっこ悪く、ハネなさすぎても(ムーア様は「スクエア」という表現をしていました)かっこ悪いというお話、
スネアのヒットする場所を変えることでリズムにニュアンスが加わり深みが出るというお話、
そして、セカンド・ラインといえばミーターズのジガブーということで、彼の有名な「Cissy Strut」のリズムパターンがどうやって生まれたのか、その誕生秘話、
などなど、セカンド・ラインの最も重要であり特徴的な部分のお話を、実演を交えて熱く(!)語ってくれました。

特に興味深かったのは、ジガブーの「Cissy Strut」話。
ムーア様がジガブー直々に聞いた話によると、元々、何とか(名前忘れた)というドラマーのプレイしていたリズムパターンを耳にしたジガブーが、そのフレーズのアクセントの位置を変え、さらに発展させたら「Cissy Strut」になったそうなのですが、驚きなのは、その元ネタのパターンはごくごくシンプルな両手16のパターンで(ムーア様実演)、それが、あんなエキセントリックで超かっこいいフレーズに変化したということ。
いったい、その発想はどこから来るの?ていうか凄すぎ!
改めて、ジガブーの素晴らしさを実感。

また、ムーア様はジガブーに代わって(?)「Cissy Strut」の他にも、「Funky Miracle」「Hey Pocky A-Way」「Jungle Man」と、ミーターズの曲をたくさん実演してくれ、さらに感動!
日本では、ギャラクティックで来日してもミーターズの曲は演ってくれませんから、生で聴けて本当に嬉しいっ。
そして、ムーア様のミーターズは、やっぱりめちゃかっこいい!!!
さらに、ムーア様は、ミーターズを知らない人は、これが終わったらCDショップに行って、ぜひ彼らの「アンソロジー」を買ってください、と観客にアピール。
そう、ミーターズを知らないなんて、ドラマーとしてダメよね。(←えらそう)

最後に、セカンド・ラインを発展させた、これまた超超かっこいいドラムソロを披露して、ステージは終了。
……。
いや、とにかく、圧倒的に素晴らしいステージでした。
見に行ってよかった、本当によかったです。

ということで、このステージのために結局5時間ぐらい立ち通しだった私は、精根尽きはて、また、この感動の余韻に浸りたかったこともあり、ムーア様が終わったあとのゲストは見ずに、会場を後にしました。
しかし、マジで疲れた…。でも、すげ~よかった。ムーア様が。
スタントン・ムーア・命!

まだ続きます。

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