2008/08/29 01:01

アメリカン・アイドル時代から注目していたエリオット・ヤミンが、ついに来日!
ビルボード・ライブでの、記念すべき初来日公演に行ってきました!
アメリカのみならず、日本にもやって来るほどの「プロ」になったエリオットですが、例の人柄のよさは健在で、MCではとにかく色んな人たちに感謝し(しかし、しゃべりが速すぎて聞き取りが超大変!)謙虚な、新人らしい、初々しいステージを見せてくれました。
さらに、彼を支えるバックのメンバーは、エリオット同様全員若く、ビジュアル的にも問題なし。
しかし、サウンド的には、若さゆえ(?)それとも金銭的な問題か(?)、エリオットのソウルフルな歌声とバックの演奏がいまいち噛み合っていないというか、キーボードの人はよかったけれど、ドラムとギターが妙にロックロックしていて、結果、サウンドにソウルなテイストが感じられなかったのが残念。
アメリカン・アイドル関連では、バック・コーラスは、エリオットと同じくアメリカン・アイドルSeason5に出ていたスウェイ(確かスティーヴィー・ワンダーとかEW&Fとか歌っていましたね)が担当しており、それを知っている観客から大きな声援を受けていました。
アメリカン・アイドルに出ていた頃、エリオットはスウェイとは特に仲良しだとインタビューでしゃべっていたのを記憶していますが、それにしても、この番組がきっかけで、今はこんな形で関係が続いているなんて、なんとも微笑ましい限り。
良好な人間関係もあり、エリオットとスウェイのハーモニーは美しくキマっていました。
そう、ひとつ気になるのは、バック・コーラスはスウェイ一人だけなのに、なぜか多重に聴こえることがあり、これって、なにか仕掛けがしてあるのでしょうか??
ということで、正直、手放しで「よかった」とは言えないステージではありましたが、今回は、エリオットが生で見れただけで、そして、あの十八番の「A Song For You」が生で聴けただけでOK!
今後のさらなる飛躍に期待します。
それにしても、会場は1stステージから立ち見が出るほどの大入りで、想像以上の人気っぷりでした。