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 American Idol Season7 TOP5→TOP4
今回のテーマは、「ニール・ダイヤモンド」。
て、名前は聞いたことあるけど、その程度しか知らない…。
でも、お題の知識がなくても楽しめるのがアメリカン・アイドルの魅力。逆に、純粋にアイドルたちのパフォーマンスが判断でき、そういう意味ではむしろ知識がないほうがよいのかも。

なんて、始まる前にそんなことを思いながらパフォを楽しみにしていた私ですが、いざふたを開けてみると、今回は、ポーラのまるで予知能力者のような問題発言が、ていうか、段取りを全く把握していないおバカっぷりがあまりに強烈で、おかげでアイドルたちのパフォーマンスが完全にかすんでしまいました(笑)。
今回、ポーラは、1人2曲披露のうち1曲目が一通り終わった時点で感想をコメントするのに、なぜかジェイソンのまだ歌っていない2曲目についてまで「いつもの魅力が欠けていた」などと述べるすごい離れ業(?)をやってのけ、ツワモノ司会のライアンも、この想定外すぎる展開に、思わずフリーズ!ランディが突っ込みを入れ、やっとライアンもフリーズから解けたのか、うまくジョークにして切り返すも、当の本人は「もう2曲ともやったかと思った」と、大ボケなリアクションで、会場はもう笑うしかないといった状況に。。。
実は、ポーラに関しては、今シーズンは割と彼女の意見に共感することが多く、「これまで“不思議ちゃん”と思っていたけれど、本当は“まとも”な人なのかしら?もしかして??」と感じ始めていた矢先だったのですが…、Oh,No!!!!!!!!!!やっぱり、彼女は天然だった!!もちろん、ポーラは予知能力者でもなんでもなく、ただのおバカさんで(←失礼)、結果、ジャッジたちはリハーサルの時点である程度コメントを用意しているという番組の裏事情をも暴露してしまう始末となったのでした。

そんな、ポーラらしい(?)まぬけハプニングのおかげで、あまり印象に残っていない今回のパフォーマンスですが、優勝候補の1人、デヴィッド・クックは、原曲を知らなくてもクック・アレンジを駆使したのが分かる今時ロック・サウンドで、今回もセンスのよさを見せつけました。

もう一人の優勝候補、デヴィッド・アーチュレッタは、バラードから離れ、2曲ともアップテンポをチョイス。それはそれは爽やかに歌い上げ(個人的に、こんなにアクのない100%ピュアな爽やかさは全く好みじゃないけれど)、サイモンの言うとおり、チェック項目は全てクリアした完璧なパフォーマンスを披露。

図らずも、2曲目のパフォーマンスをする前に“あまりよくない”ことがバレてしまった、かわいそうなジェイソン・カストロは、確かに…。ていうか、私から見れば、彼はずっと前から何も変わっちゃいないのですが。後は視聴者がいつ飽きるか、でしょうか。

前回のショックから立ち直り、ウザいキャラも復活したブルック・ホワイトは、2曲目は彼女の雰囲気に持っていけたけれど、1曲目のアップテンポは全くミスマッチで、プラマイ“ゼロ”といった感じ。そういえば、1曲目の「I’m a Believer」は聴いたことのある曲でした。

で、今回のボトム2は、音程を外さなければ普通に上手い、でも普通に上手いというだけで終わってしまうため印象が薄いサイーシャ・メルカード、今残っている面子の中で一番歌唱力のないジェイソン・カストロあたりでしょうか。

ということで、今回の落選者は、
ブルック・ホワイトでした。
またしても、予想を裏切られました。しかし、サイーシャ、意外としぶといです。
ところで、例のポーラの問題発言がゴシップになり騒がれていたそうですが、どんなふうに記事にされていたのでしょうか?気になるところです。

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