2008/03/11 03:34
昨シーズンは、アイドルたちのレベルが総体的に低く、最後までつまらなかったアメリカン・アイドル。
しかし、この失敗は、どうやら無駄ではなかったもよう。
制作者サイドは、いくら豪華ゲストを出演させても、肝心のアイドルがお粗末だと番組はさっぱり盛り上がらないという本質的なことに気づいたのか、今シーズンは、昨シーズンとは打って変わって、地方予選からレベルの高さをアピールし、おかげさまで、出揃ったTOP24は、なかなかの実力者揃いとなりました。
よかったよかった、ていうか、これこそ、オーディション番組のあるべき姿のハズですよね。
ということで。例のごとく、今シーズンの私的お気に入り紹介です。
私の一押しは、
David Archuleta(デヴィッド・アーチュレッタ)
地方予選でもピックアップされていた注目の一人。16歳の若さでありながら、声が出なくなるという病気を克服した苦労人。
ハリウッドラウンドで歌った「Heaven(ブライアン・アダムス)」は、好きな曲ではないけれど、彼の歌声はとってもいい感じでした。
16歳という、まだまだ可能性を秘めた年齢なので、今後さらに伸びる期待も込めて、1番注目は彼にします。
David Hernandez(デヴィッド・ヘルナンデス)
エリオット好きの人は、きっと彼に反応したことでしょう。かなり上手いです。
選曲(「Love The One You're With」)も、私好みで非常にGood。
しかし、彼のナルシスっぽいマッチョ自慢なピタTファッションとか、ルックス(顔)とかは、あまり好みではない…。
Michel Johns(マイケル・ジョーンズ)
こちらも上手い。なにより、彼のスモーキーな声質がいい感じ。
第2のクリス・ドートリーと期待されている(?)David Cook(デヴィッド・クック)も彼と似た声質ですが、歌唱力はマイケルの方が上。
他にも、Danny Noriega(ダニー・ノリエガ)は、キャラが面白そうだし、歌声は全く紹介されていないけれど、Jason Yeager(ジェイソン・イェーガー)は、彼の立ち居振舞いから、ひょっとして上手いんじゃないか、と思わせるなにかを感じました。
この予感、果たして当たるでしょうか??
一方、女子はというと、……、実は、これといって特になし。(なんじゃ、そりゃ!?)
いや、確かに実力者を揃えているとは思いますが、全体的に熱唱系が多く、女子の熱唱系は疲れるというか…、どうもダメなのですよね。
そんな中で、一人挙げるなら、地方予選の2日前に父親が亡くなり、その悲しみを乗り越えて歌う…、というお涙頂戴話とともに紹介されていたAsia’h Epperson(エイジア・エパーソン)でしょうか。
彼女のハスキーな声質がいいですね。
そういえば、地方予選の時から注目されていた、いっぱしのシンガー・ソングライター気取りの“家なき子”(微妙に意味が違うか!?)Josiah Leming(ジョサイヤ・レミング)は、落ちちゃいましたね。
彼が「Stand By Me」を歌うのに、バック・バンドのアレンジが気に食わないとかなんとか言って、結局バンドを使わず弾き語りで勝負し、結果撃沈した、まるで絵に描いたような“若気の至り”エピソードは、とても面白かったです。
あのバック・バンドがどれほど素晴らしいか、気付かないどころかケチをつけ、平気で(?)排除するなんて、まさに、生意気盛りの若さならでは!
そして、サイモンが彼のことを「自信過剰で実力が伴っていない」とズバリ言っていましたが、ほんと、そのとおり!さすが、サイモンです。
彼は、何の曲を歌っても同じように聴こえるし、オリジナル・ソングも別にパッとしないし(苦笑)、自分が思っているほどイケてないのは明らかです。
まだ若い彼をヘンに勘違いさせないためにも、この段階で落としたのは正解でしょう。
アメリカン・アイドル、なかなかいい決断を下しましたね。(←えらそう)
そろそろ、優れた人材もネタ切れか…、と心配していたアメリカン・アイドルですが、どうやらその心配はなさそうな今シーズン。
だったら、ますます昨シーズンはなんだったんだろう、って感じですが(笑)、もう終わったことだし、気にせず先に進むとしよう。
しかし、この失敗は、どうやら無駄ではなかったもよう。
制作者サイドは、いくら豪華ゲストを出演させても、肝心のアイドルがお粗末だと番組はさっぱり盛り上がらないという本質的なことに気づいたのか、今シーズンは、昨シーズンとは打って変わって、地方予選からレベルの高さをアピールし、おかげさまで、出揃ったTOP24は、なかなかの実力者揃いとなりました。
よかったよかった、ていうか、これこそ、オーディション番組のあるべき姿のハズですよね。
ということで。例のごとく、今シーズンの私的お気に入り紹介です。
私の一押しは、
David Archuleta(デヴィッド・アーチュレッタ)
地方予選でもピックアップされていた注目の一人。16歳の若さでありながら、声が出なくなるという病気を克服した苦労人。
ハリウッドラウンドで歌った「Heaven(ブライアン・アダムス)」は、好きな曲ではないけれど、彼の歌声はとってもいい感じでした。
16歳という、まだまだ可能性を秘めた年齢なので、今後さらに伸びる期待も込めて、1番注目は彼にします。
David Hernandez(デヴィッド・ヘルナンデス)
エリオット好きの人は、きっと彼に反応したことでしょう。かなり上手いです。
選曲(「Love The One You're With」)も、私好みで非常にGood。
しかし、彼のナルシスっぽいマッチョ自慢なピタTファッションとか、ルックス(顔)とかは、あまり好みではない…。
Michel Johns(マイケル・ジョーンズ)
こちらも上手い。なにより、彼のスモーキーな声質がいい感じ。
第2のクリス・ドートリーと期待されている(?)David Cook(デヴィッド・クック)も彼と似た声質ですが、歌唱力はマイケルの方が上。
他にも、Danny Noriega(ダニー・ノリエガ)は、キャラが面白そうだし、歌声は全く紹介されていないけれど、Jason Yeager(ジェイソン・イェーガー)は、彼の立ち居振舞いから、ひょっとして上手いんじゃないか、と思わせるなにかを感じました。
この予感、果たして当たるでしょうか??
一方、女子はというと、……、実は、これといって特になし。(なんじゃ、そりゃ!?)
いや、確かに実力者を揃えているとは思いますが、全体的に熱唱系が多く、女子の熱唱系は疲れるというか…、どうもダメなのですよね。
そんな中で、一人挙げるなら、地方予選の2日前に父親が亡くなり、その悲しみを乗り越えて歌う…、というお涙頂戴話とともに紹介されていたAsia’h Epperson(エイジア・エパーソン)でしょうか。
彼女のハスキーな声質がいいですね。
そういえば、地方予選の時から注目されていた、いっぱしのシンガー・ソングライター気取りの“家なき子”(微妙に意味が違うか!?)Josiah Leming(ジョサイヤ・レミング)は、落ちちゃいましたね。
彼が「Stand By Me」を歌うのに、バック・バンドのアレンジが気に食わないとかなんとか言って、結局バンドを使わず弾き語りで勝負し、結果撃沈した、まるで絵に描いたような“若気の至り”エピソードは、とても面白かったです。
あのバック・バンドがどれほど素晴らしいか、気付かないどころかケチをつけ、平気で(?)排除するなんて、まさに、生意気盛りの若さならでは!
そして、サイモンが彼のことを「自信過剰で実力が伴っていない」とズバリ言っていましたが、ほんと、そのとおり!さすが、サイモンです。
彼は、何の曲を歌っても同じように聴こえるし、オリジナル・ソングも別にパッとしないし(苦笑)、自分が思っているほどイケてないのは明らかです。
まだ若い彼をヘンに勘違いさせないためにも、この段階で落としたのは正解でしょう。
アメリカン・アイドル、なかなかいい決断を下しましたね。(←えらそう)
そろそろ、優れた人材もネタ切れか…、と心配していたアメリカン・アイドルですが、どうやらその心配はなさそうな今シーズン。
だったら、ますます昨シーズンはなんだったんだろう、って感じですが(笑)、もう終わったことだし、気にせず先に進むとしよう。