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 街のあかり~Lights in the Dusk~
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フィンランドの名匠アキ・カウリスマキ監督の最新作「街のあかり」を観ました。

カウリスマキ監督の映画といえば、主人公は悲惨で惨めで、とにかく冴えない人物なのが常ですが(笑)、でも、その冴えない人たちの冴えない物語を、極端に少ない会話と絶妙の“間”で淡々と表現するスタイルには、そこはかとなくユーモアが漂い、暗いんだけど妙に可笑しい、そんな変な魅力があります。

今作品も、例のごとくそういうお話でしたが、これまでと違うのは、主人公の男性が、やけにイケメンなこと!
クレジットによると、ヤンネ・フーティアイネンという俳優らしいですが、それにしても、一目見たときから「おっ!」と目を惹く美形ぶり。
どうやら一緒に観に行った友人も同じ思いだったようで、お互い、観賞後の会話第一声は「ちょっと!あの主役の俳優、かっこいい~っ!!」でした。
そろいも揃って、この感想はなんなんだか、って感じですが(笑)。
それにしても、カウリスマキ作品の中でこんな美男の俳優さんが主役なのは、初めてではないでしょうか。
いつも男女問わず、個性的な、味わい深い顔立ちの人が主役をはっていて、それがまたカウリスマキ作品の魅力でもあるのですが、どうやら今作品で新境地を拓いたようです(笑)。

また、カメラワークもとてもよかったですね~。
上の画像は、中でも特に好きなショットなのですが、主人公、少年、犬、の構図が絶妙ですよね。
さらに、インテリアも素敵で、主人公の部屋の、貧乏暮らしな質素な家具など、なんでもないデザインなのに、色使いや形が妙にかわいくて、とてもいい感じでした。
やはり、家具は北欧、でしょうか!?

ところで、フィンランドという国について、私はアキ・カウリスマキの映画でしか情報を知らないので、つい、フィンランド人はみんな、あんな無口でぶっきらぼうで、街はどことなくレトロな雰囲気で…、などと思ってしまうのですが、実際はそんなことないのですよね??たぶん。

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