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 バベル

菊地凛子のアカデミー賞助演女優賞ノミネートや、最近では、上映途中で気分が悪くなる(場合もある)ことで話題沸騰中の映画「バベル」。
GWに、両親と一緒に観に行ってきました。(なぜ両親と?って、特に理由はありません(笑))

それにしても、重いっ。重くて、しかも長いっ!
久々に見ました、こんなシリアスな映画。。。
長かったけれど最後まで集中して観れたので、よくなかったわけではないハズですが、でもやっぱり、私の好みではないなぁ。
ちょっと、シリアスなテーマをシリアスに描き過ぎ、って気がします。

そんな深刻な4つのストーリーから成るこの映画、一番印象的だったのは、やはり、さすがアカデミー賞にノミネートされただけあると納得の演技だった、菊地凛子の東京のお話なのですが、私の母は、このストーリーのラストで、凛子さんが裸で父親(役所広司)と対面するシーンについて「なぜ裸なのか?あれは別に裸である必要ないだろう」と、ブーブー言っており、鑑賞後はその話題で盛り上がりました(笑)。

ラストで裸なのは、その前に凛子さんが裸になるシーンがあったからで(このシーンの裸は「あり」だと思う)、その流れに違いないわけですが、裸のシーンのいきさつに決着がついた後は、確かに服を着ても全然おかしくないのですよね。
しかも凛子さんは、決着がついた後、マンションのベランダに裸で立ち、そこでボーッと景色を眺めているところへ父親が帰ってくる、という設定で、これも考えるとちょっと不自然というか…。
普通、なんだかんだあったからといっても、ベランダに裸で出るなんてことはしないし(相当勇気がいる行為です!)、高校生ぐらいの女の子が父親に裸を見られて平気なんてことも、ちょっと常識では考えられない…!
この映画になんとなく違和感を感じてしまうのは、こういう表現のセンスなのかな、と思いました。
私には、シリアスな演出し過ぎ、に感じられます。

あと、なんとも中途半端な出演だったガエル・ガルシア・ベルナル君は、途中で消えて、結局どうなったのでしょうか…?
その役柄の中途半端さのせいか、あの役はわざわざガエル君でなくても別によかったのでは?なんて思いました(笑)。

ということで、アカデミー賞が称えるほどよくはなかった…、かな。
この映画は、最終的には「愛」特に「家族愛」に救われるというお話。
家族愛といえば、同じくアカデミー賞にノミネートされていた「リトル・ミス・サンシャイン」もそうなのですが、私はコメディタッチでほろりとさせる、こちらの映画のほうが断然好みです。
そういえば、私たちファミリーは「バベル」を観たことで、何かしら家族の絆が深まったでしょうか?
……、ナゾです(笑)。

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