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 みんな我が子(All My Sons)


4月に現地参戦した、コリン・モーガン出演舞台『みんな我が子(All My Sons)』が、NTLive(ナショナル・シアター・ライブ)で観られるというので、さっそく行ってきました。

NTLiveとは、舞台の本場イギリスで上演されている数々の舞台作品の中から、ナショナル・シアターが厳選した選りすぐりの作品を世界各国の映画館で上映するプロジェクト。
イギリスに行かなくても、映画館の大スクリーンで、しかも日本語字幕付きで舞台が楽しめるのが嬉しい!
めでたく、2019年の上映リストの一つに『みんな我が子』が選ばれ、NTLive初体験しました!

現地観戦では、他の名だたる出演俳優そっちのけで終始コリンにロックオンする独自目線でしたが、NTLiveでは、カメラが捉えた映像を観るためそうはいきません。
でも、実質主役と言っていいほど出番が多いコリンは、しゃべっていないときも映像に収まっていることが多く、さらに、カメラ目線ならではの顔面ドアップなどもあり、ファンの期待を裏切らないセンスのよいカメラワークでよかったです。

それにしても、物語が進むにつれて登場人物の醜い本性が露わになる中、コリンは一人ピュアなハートを保ち続け、それゆえに深く傷つく純粋好青年で、そういう役どころがピッタリハマっています。
気になるのは、後半の出だしでコリンが折れた木の幹をのこぎりで切るシーンが、いつもなかなか切れずに苦戦していて、今回もかなり大変そうでした。
下手に失敗するわけにもいかない真剣なシーンだけに、見ているこちらは毎回ハラハラドキドキ!
スパっと切れてしまうのも演出上違う感じですが、せめてもうちょっとスムーズに切れるよう、小道具さんは対処すべきと思います。
なんて、もう終わってしまった舞台に言ってもしょうがないのですが…。

主役の大御所俳優サリー・フィールドは、思い込みが激しすぎてうっとうしい母親役をやらせると右に出るものはいないという貫禄の演技。
私が唯一観ているサリー・フィールド絡みの作品は、90年代に人気を博したTVドラマ『アリー my love』のキャリスタ・フロックハートが出ていた『ブラザーズ&シスターズ』というドラマシリーズですが、ここでも、思い込みの激しさとおせっかいでキャリスタを何かと困らせる母親役が印象的でした。

コリンの父親役のビル・プルマンは、私の中では、メグ・ライアンがロマコメ女王として君臨していた90年代のロマコメ作品で、主人公の女子といい感じになるのに、結局トム・ハンクスとかマット・ディロンに持っていかれる振られ役のイメージなのですが、この作品では、欠陥部品と分かっていながらそれを戦闘機に装着し、結果21人もの兵士を飛行機事故で死なせてしまい、でもそれは家族のためにしかたなくやったことだと責任転嫁してますます家族から拒否られる、往生際の悪いダメ男を見事に演じています。

現地で観たときには英語の理解が怪しすぎて気づかなかったのですが、隣人の医師の奥さんが、表面的には愛想よくしながら実はかなり嫌味な性格だったことが、日本語字幕のおかげでよくわかりました。

コリン見たさでまた観に行きますが、当初は、上映期間中は毎日通いつめる勢いだったのですが、この作品の重さと長さが体力的にキツくて毎日は無理と判断、見れてあと2回ぐらいかなと思っています。

とにかく出演陣の演技が素晴らしく、今年のショーレースで『みんな我が子』が絡まないなんてありえないと思うのですが!
どうなんでしょうか!!
 FLEABAG


今年のエミー賞コメディ部門の、最優秀コメディ作品賞、最優秀主演女優賞を獲得した話題のTVドラマ『フリーバッグ』を観ました。

主人公の30代独身女子、フリーバッグ(薄汚い、みすぼらしい人の意)の、だらしなくて失敗だらけの人生をダークなユーモアで描いたコメディ・ドラマ。

女子が主人公の人生を描いた女子ドラマは、好きで色々と観ていますが、このドラマは、女子ドラマに付き物の、同性の友だちとあーだこーだ語り合うガールズ・トークがほとんどなくて、それが何より印象的です。

同性異性問わず、フリーバッグには友だちがおらず、恋人もいるようないないような薄い関係で、誰とも深く交わらず自由奔放に飛び回っている感じ。
正確には、友人はいたけど死んでしまっていなくなったのですが、彼女の死の原因は自分にあり、フリーバッグの巻き起こす数々のお騒がせ行動は、大切な友人を亡くしてしまった、その罪の意識を持て余しているがゆえの背景が次第に浮き彫りになっていきます。

フリーバッグと姉の姉妹関係や、継母との関係など、友人や恋人とはまた違う種類の不器用でやっかいな人間関係の描き方が面白く、中でも、継母を演じているオリヴィア・コールマン(『女王陛下のお気に入り』でオスカー主演女優賞受賞)は、嫌味でアクの強いキャラを、うっとおしくもユーモラスに演じていて、オリヴィア・コールマンの演技はこれが初めて観る作品ですが、存在感が桁違いです。

フリーバッグのキャラは、自分とはあまりにも違っているせいか、特にシーズン2は全く予想のつかない展開になり、あっけにとられましたが、共感できないけどそこが面白い、そんなドラマです。
 PEAKY BLINDERS


今、気になる俳優、ジャック・ローワン関連のドラマをもう一つ観ました。
現在、イギリスではシーズン5に突入している人気TVドラマ『ピーキー・ブラインダーズ』です。
日本では、Netflixでシーズン4まで観ることができます。

このドラマは、第一次世界大戦後のイギリス、バーミンガムに実在していたピーキー・ブラインダーズというギャング集団のお話で、いわゆるギャングもの。
普段、好んで見るのはコメディまたはロマコメというナヨ系の私が、この手の硬派な骨太ドラマに手を出すのは、好きな俳優が出ているという理由以外では先ずあり得ません。

そんな背景もあり、ジャックくんが出演し始めたシーズ4からいきなり鑑賞。
『ピーキー・ブラインダーズ』は、古い時代が舞台のギャングものですが、昔、チャーリー・ハナムに夢中だった頃に一生懸命見ていた、チャーリー主演の現代カリフォルニアを舞台にしたバイカー・ギャング・ドラマ『サンズ・オブ・アナーキー』を彷彿とさせます。

主人公のリーダー、トミーの、クールで頭が切れて、女性にモテモテで、仕事では非情なことを平気でする反面、家族には情が厚く、時に自分自身について深く思い悩み自暴自棄になりながらも、最後は復活する、みたいなキャラが、『サンズ・オブ・アナーキー』の主人公ジャックスとかぶります。

ただひとつ、主演の俳優キリアン・マーフィーが、どうにも私の好みではないというのが、私にとってこのドラマの一番のウィークポイントです。
『ピーキー・ブラインダーズ』は、キリアン・マーフィーの魅力が分かる人が見ると、ドハマりすること間違いありません。

お目当てのジャックくんは、ピーキー・ブラインダーズに雇われた(?)ジプシーの親子の子供のほうで、父親役がエイダン・ギレン。
エイダン・ギレンは、初めて見たのが『クィア・アズ・フォーク』のモテ男のゲイ男子役だっただけに、その印象がいまだに強いのですが、今はいぶし銀の脇役として色んなドラマや映画に引っ張りだこです。

ジャックくん演じるボニーは、ボクシングの才能を見込まれ、ボクサーとしてピーキー・ブラインダーズが仕切るボクシング興行に出場し、商売に加担します。
ジャックくんは、少年時代はかなり本格的なボクシング選手だったそうで、その経験が買われた配役ではないかと推測します。

しかし、そんなカッコいいボクシング姿も、脇役なだけに、いかんせん出番が少ないっ!
シーズン5では、シーズン4より出演シーンが増えていることを願うばかりです!
 Amazon Fire TV Stick 4K


先日、とあるメールマガジンで絶賛しているのを読み、「ちょっと…!何これっ!」と思わずワンクリック・オーダーした、「Amazon Fire TV Stick 4K」。

「Amazon Fire TV Stick 4K」とは、Amazonプライムビデオはもちろん、Netflixやその他動画配信サービスがテレビで見られるというガジェットで、しかも、お手頃価格&お手軽設定の優れもの!

私は、動画配信サービスはこれまでPCで見ていて、特に不便を感じていたわけではなかったのですが、これを設定してテレビで見られる環境になり、便利さが格段に違うことを実感!
なにより、ご飯を食べながら見られるのが嬉しい!

テレビで見られる有料チャンネル、ケーブルテレビを長年契約していますが、ご飯時に限って見たい番組が全然ないのが長年の悩みで、いつの間にかこの状態が当たり前になっていましたが、もうこれで無駄にNCISシリーズとかを見なくて済みます!

さらに、ご飯時に見たい海外ドラマが見られると、とても効率的にドラマが消化できるのが素晴らしい!
動画配信サービスをPCで見ていたときは、ご飯以外の時間帯でしか見られないため、時間に余裕のある週末とかしか見られず、どうしても進みが遅かったのですが、これからは毎日でも見られます!

ちなみに、この商品は、4Kありと4Kなしの2種類があり、私のテレビは長年買い替えしておらず、とっくに部品供給の終わった古いTOSHIBAのREGZAで4Kの機能は要らないのですが、4Kありのスティックのほうが起動が速かったりと、何かと性能が優れているらしく、値段的にもさして変わりがないのでこちらを選びました。
 Born To Kill


4月にロンドンまで観に行ったコリン・モーガン出演舞台『All My Sons』以降、コリンの音沙汰がぱったり途絶え、痺れを切らす日々…。
そんな中、毎日のようにリピっては癒されているお気に入り映画『benjamin』で発見した、ちょっと気になる俳優ジャック・ローワン主演のTVドラマ『Born To Kill』を観ました。

『benjamin』では、アーティスティックな感性を微妙にはき違えた勘違い若手俳優ハリー役で、好奇心からコリン扮するベンジャミンと強引にカラダの関係を持つ役どころをコミカルに演じていましたが、『Born To Kill』では打って変わって、文武両道、いじめられっ子を救う正義感も持ち合わせたwell-balanced schoolboyかと思いきや、殺人に快楽を見出すサイコパスな高校生サム役を、かわいいルックスからは想像できない恐ろしい狂気で演じています。

サムの身の回りの人たちが次々と謎の死を遂げる中、次第に明らかになっていくサムの人格形成の背景とは?
幼いころの痛ましい出来事、実は殺人犯だった父親の存在、そのことを母親は隠し続けてきたのにサムにバレてしまったことで、物語はさらにスリリングに展開します!
いったい、サムはどうなってしまうのか!?
最後まで目が離せず、トータル4話を一気見しました!

サムは飛び込みの選手という設定で、細身でスタイルのよい水着姿が拝めたり、家の中でもなぜか上半身裸でキレイなカラダを見せてくれるシーンが多く、いじめられっ子の高校生役の俳優くんもかわいくて、この二人がどうにかなることを期待しましたが、それは残念ながら叶わなかったものの、アウトローな転校生女子との胸キュンな恋物語もあり、見どころ満載!

ジャックくんは、まだ22歳の若さで、今のうちから目を付けておこうと思います。
他にも『Peaky Blinders(ピーキー・ブラインダーズ)』というテレビシリーズにも出ていて(Netflixで観られることを確認済)、こちらもチェックしたいと思います。
 ロケットマン


世界的ビッグスターの一人、エルトン・ジョンの半生を描いた映画『ロケットマン』を観ました。

記憶に新しい大ヒット映画『ボヘミアン・ラプソディ』と同じ系統の、実話を元にしたフィクションで、フレディ・マーキュリーに負けず劣らずのエルトン・ジョンの波乱万丈山あり谷あり人生を、エルトンのド派手衣装さながらのキラキラ・ミュージカルに仕上げた音楽映画。

さて、今回は、この作品をより楽しみたいと、ドルビーシネマを初体験。
ドルビーシネマとは、説明によると、驚くほど鮮やかでリアルな映像とこれまでにないリアルなサウンドで、劇的な進化を遂げたシネマ体験ができるらしい。
お値段は割高ですが、確かに、通常の映画館で観るのとは質が違う!
さらに、その効果を抜きにしても、この作品はとてもよかったです!

『ボヘミアン・ラプソディ』もそうでしたが、『ロケットマン』も、真の主役はエルトンの楽曲で、この作品を観るとエルトン・ジョンが無性に聴きたくなります。
そんな楽曲の素晴らしさを何より伝えているのは、主演タロン・エジャトンの歌声!
エルトンの灰汁をきれいにさらったような、澄んだ爽やかさと力強さが同居する歌声がとても私好みで、エルトン本人よりもタロンのカバーのほうを聴きたい!

エルトン・ジョンの楽曲といえば、どれもパッと聴いただけでエルトン・ジョンと分かる個性の強さがあり、その手のカバーはどう料理してもオリジナルを超えられないことが多いのですが、エルトンの楽曲は意外にもカバーが映えることがこの作品を観て分かりました。

楽曲をオリジナルではなくカバーで魅せるという演出をはじめ、作品全体の、実在の要素を取りいれつつも独自の解釈で演出したセンスが素晴らしく、中でも「I’m Still Standing」の、80年代コテコテのPVを、タロン・ヴァージョンでそのまま再現したシーンは、クスっと笑えるユーモアに溢れてツボ!

エルトンの楽曲の歌詞を担当する運命のソウルメイト、バーニー・トーピン役のジェイミー・ベルの歌声も素敵で、さらに、エルトンの子供時代を演じていた子役くんが、子供の頃のエルトンに瓜二つ!
ここまでそっくりな子役くんを、よくぞ見つけてきたものです。

欲を言えば、エルトンの楽曲の中で一番好きな「Don’t Let The Sun Go Down On Me」を、劇中でもっと長く聴きたかった!
 海外ドラマ まとめ鑑賞
今年のお盆休みは、いつも以上に家でまったり過ごせました。
おかげで、手を付けるも最後まで観切れていなかった海外ドラマや、観ようと思いながら観れていなかった海外ドラマをまとめて鑑賞できて、スッキリ!
以下、お盆休みに観た作品紹介です。

■シリコンバレー
このドラマは、当グログですでに「面白い」と紹介済みなのですが(こちら)、シーズン3の途中まで観たところで進んでおらず、やっと、シーズン5まで観終わりました。
IT業界を舞台にした話で、ITのシステム的なことなど理解が難しい部分はあるものの、コメディでテンポよく進むので見やすく、あくまでもITビジネスにフォーカスし、主人公や周りのキャラ達の恋愛ネタがほとんどないのが新鮮。
シーズン6でシリーズ終了のようなのですが、アマゾンプライムではまだ配信されていないのがイラつきます…。


■プリーズ・ライク・ミー


ブサメン系ゲイ男子の主人公ジョシュの恋愛話を中心に、とほほな日常を描いた、オーストラリア産ラブコメディ。
このドラマはずいぶん前にNetflixで見つけてハマっていたのですが、最終シーズン、シーズン4のあと少しが観れておらず、やっと最後まで見届けました。
ジョシュの両親、友だちなど、周りのキャラが個性豊かで、そんな人たちの突拍子もない言動に振り回されながらも何とか自分の人生を切り開いていく姿を、ほんわか描いています。
ジョシュと恋愛関係になる男子が、皆かわいい!
そして、ジョシュは料理好きで、いつも美味しそうな料理やお菓子が出てくるのも見ていて楽しいです。

主演のジョシュ・トーマスは、このドラマの脚本・監督も手掛ける若き才能で、この後に紹介する『GIRLS/ガールズ』の主演レナ・ダナムも同じく脚本・監督までこなすマルチタレントで、さらに、ドラマが作られた年代や描いているテーマもテイストが似ていて、共通点が多いことが両方観て分かりました。


■GIRLS/ガールズ


このドラマが話題になっていたのは数年前で、当時観たくてしょうがなかったのですが、契約していない有料チャンネルだったため叶わず、今になってようやく、アマゾンプライムで観ました。
主人公ハンナを中心に、NYで暮らす4人の20代女子たちのままならない人生をコミカルに描いたラブコメディ。
NYが舞台の4人の女子物語といえば、『SATC』ですが、SATCのような“おしゃれ”感はなく、主人公のハンナは、一言でいうと“だらしない”感じ。
そして、若い彼女たちの恋愛中心のストーリーは、私には観ていて共感できる部分がほとんどなく、それなのに、観出すと止まらないのはなぜ?

何というか、今の私ぐらいの年代の日本の女性には、いや、ひょっとしたら私だけかもしれませんが、家庭菜園で育てた旬の野菜で手料理を作り、部屋には季節の花を飾り、コーヒー豆は手動ミルで挽き、毎日きれいに掃除して、天然素材の着心地のよい服で、一日一日を丁寧に暮らすのが「素敵」みたいな、“丁寧な暮らし”プレッシャーがあり、実際、そんな丁寧な暮らしなどできないのですが、ハンナのだらしなさを見ていると、丁寧でない自分を許し、楽な気分になれるからだと思います。
人生、だらしなくてもOK!

ところで、シーズン1から登場する、ハンナが振り回されるダメ男の恋人役がアダム・ドライバーで、アダムはこの役がきっかけでブレイクし、今やスター・ウォーズ・シリーズに抜擢されるハリウッドの大物俳優の一人に。
私はこのドラマで演じていた役どころと似た感じの役をやっていた、インディペンデント系映画『フランシス・ハ』、『ヤング・アダルト・ニューヨーク』などでアダムのことを知りましたが、今のアダムを見ると、精悍な顔立ちで、体型もシュッとして、ダメ男な雰囲気は何処へ?というほど、とてもいい感じに成長しています。
そんなアダムのダメ男の演技は、これは「素」なのではないかと思うほどナチュラルで、見ごたえあり。

まだ最終シーズンまで観れてませんが、最後まで見届ける予定です。

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