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 海外ドラマ まとめ鑑賞
今年のお盆休みは、いつも以上に家でまったり過ごせました。
おかげで、手を付けるも最後まで観切れていなかった海外ドラマや、観ようと思いながら観れていなかった海外ドラマをまとめて鑑賞できて、スッキリ!
以下、お盆休みに観た作品紹介です。

■シリコンバレー
このドラマは、当グログですでに「面白い」と紹介済みなのですが(こちら)、シーズン3の途中まで観たところで進んでおらず、やっと、シーズン5まで観終わりました。
IT業界を舞台にした話で、ITのシステム的なことなど理解が難しい部分はあるものの、コメディでテンポよく進むので見やすく、あくまでもITビジネスにフォーカスし、主人公や周りのキャラ達の恋愛ネタがほとんどないのが新鮮。
シーズン6でシリーズ終了のようなのですが、アマゾンプライムではまだ配信されていないのがイラつきます…。


■プリーズ・ライク・ミー


ブサメン系ゲイ男子の主人公ジョシュの恋愛話を中心に、とほほな日常を描いた、オーストラリア産ラブコメディ。
このドラマはずいぶん前にNetflixで見つけてハマっていたのですが、最終シーズン、シーズン4のあと少しが観れておらず、やっと最後まで見届けました。
ジョシュの両親、友だちなど、周りのキャラが個性豊かで、そんな人たちの突拍子もない言動に振り回されながらも何とか自分の人生を切り開いていく姿を、ほんわか描いています。
ジョシュと恋愛関係になる男子が、皆かわいい!
そして、ジョシュは料理好きで、いつも美味しそうな料理やお菓子が出てくるのも見ていて楽しいです。

主演のジョシュ・トーマスは、このドラマの脚本・監督も手掛ける若き才能で、この後に紹介する『GIRLS/ガールズ』の主演レナ・ダナムも同じく脚本・監督までこなすマルチタレントで、さらに、ドラマが作られた年代や描いているテーマもテイストが似ていて、共通点が多いことが両方観て分かりました。


■GIRLS/ガールズ


このドラマが話題になっていたのは数年前で、当時観たくてしょうがなかったのですが、契約していない有料チャンネルだったため叶わず、今になってようやく、アマゾンプライムで観ました。
主人公ハンナを中心に、NYで暮らす4人の20代女子たちのままならない人生をコミカルに描いたラブコメディ。
NYが舞台の4人の女子物語といえば、『SATC』ですが、SATCのような“おしゃれ”感はなく、主人公のハンナは、一言でいうと“だらしない”感じ。
そして、若い彼女たちの恋愛中心のストーリーは、私には観ていて共感できる部分がほとんどなく、それなのに、観出すと止まらないのはなぜ?

何というか、今の私ぐらいの年代の日本の女性には、いや、ひょっとしたら私だけかもしれませんが、家庭菜園で育てた旬の野菜で手料理を作り、部屋には季節の花を飾り、コーヒー豆は手動ミルで挽き、毎日きれいに掃除して、天然素材の着心地のよい服で、一日一日を丁寧に暮らすのが「素敵」みたいな、“丁寧な暮らし”プレッシャーがあり、実際、そんな丁寧な暮らしなどできないのですが、ハンナのだらしなさを見ていると、丁寧でない自分を許し、楽な気分になれるからだと思います。
人生、だらしなくてもOK!

ところで、シーズン1から登場する、ハンナが振り回されるダメ男の恋人役がアダム・ドライバーで、アダムはこの役がきっかけでブレイクし、今やスター・ウォーズ・シリーズに抜擢されるハリウッドの大物俳優の一人に。
私はこのドラマで演じていた役どころと似た感じの役をやっていた、インディペンデント系映画『フランシス・ハ』、『ヤング・アダルト・ニューヨーク』などでアダムのことを知りましたが、今のアダムを見ると、精悍な顔立ちで、体型もシュッとして、ダメ男な雰囲気は何処へ?というほど、とてもいい感じに成長しています。
そんなアダムのダメ男の演技は、これは「素」なのではないかと思うほどナチュラルで、見ごたえあり。

まだ最終シーズンまで観れてませんが、最後まで見届ける予定です。
 The Worldship Humility


ここ最近、通勤時間に聴いているものといえば、もっぱらオーディブル。
オーディブルとは、小説などをプロのナレーターや俳優が朗読して聴かせてくれるコンテンツで、マイ・フェイヴァリット俳優、コリン・モーガンがきっかけで初めて存在を知りました。

音声で楽しむドラマといえば、ラジオドラマもコリンが出ているのを機に聴くようになりましたが、オーディブルはラジオドラマと違って、小説をまるまる一人で朗読するので、出てくる登場人物全員を一人で演じきるのがポイント。
今、聴いている『The Worldship Humility』という作品は、30人以上いる登場人物を、コリンがあらゆる声色、アクセントを駆使して、見事に演じ分けています。

当然、英語なので、内容は相変わらず雰囲気で理解しているだけですが(笑)、物語全部、どこを聴いてもコリン!コリン!コリン!
これは、ファンにはたまらないコンテンツです。

登場人物のキャラを踏まえたそれぞれの声の演出は、基本コリン自身が考えているそうで、中でも、主要人物の一人であるサム君(ハッカーでオタクでシャイでグッド・ルッキング、でも、本人はハンサムの自覚なし)は、コリンの素のアイリッシュ・アクセントで、コリンの素のしゃべりに極めて近い雰囲気なのがツボ!

他にも、ジェニーという太った赤毛女子(周りからいじめられている可哀想キャラ)の、か細くて消え入りそうな声色も可愛くて好きです。
さらに、コリンの出世作『魔術師マーリン』で演じた、お爺さんマーリンの声も登場し、ディープに楽しませてくれます。

そういえば、小説っていつから読んでないのだろうというぐらい、小説系は普段全く読まないのですが、オーディブルは、登場人物を自分の中で好き勝手に想像して楽しむという読書の醍醐味を思い出させてくれました。
 氷上の王、ジョン・カリー


「芸術」としてのフィギュアスケートを確立した、伝説の男子フィギュアスケーター、ジョン・カリーのドキュメンタリー映画『氷上の王、ジョン・カリー』を観ました。

エイズを発症し、44歳で亡くなったジョン・カリーの現役時代の貴重なパフォーマンス映像とともに、彼と関わりの深かった人たちのインタヴューや、彼が友人に宛てた手紙などから、その人物像を掘り下げています。

スポーツ的な要素よりもアート的な要素がより高いフィギュアスケーターが好みな私ですが、恥ずかしながら、その開拓者であるジョン・カリーの存在は、この映画で初めて知りました。
色々な側面からスポットを当てていますが、ジョン・カリーという人物を何より物語っているのは、やはり、パフォーマンス。

特に、アマチュア選手からプロに転向し、自分のカンパニーで滑った演目は、その時その時の、ジョン・カリーのやりたかったこと、魅せたかったことが全て詰まっていて、今観ても全く色褪せていないどころか、その芸術性は息をのむ美しさ!
そして、綺麗な体のラインを活かした衣装がとてもよく似合っていたのも印象的。
自分の魅せ方がわかっている、セルフ・プロデュース力の高さも、アーティストには必要な要素だと改めて感じました。

生オーケストラをバックにパフォーマンスするなど、豪華な演出も含めてフィギュアスケートの美を追求し、完璧を求めるがあまりに心を病み、うつに苦しむ姿は、ジョン・カリーに限らず、芸術性を追い求める職業の人にはありがちなパターンで、彼もその一人だったのかと…。
そして、その背景には、同性愛差別、父親との関係など、重たい事実を抱えていたことは確か。

ジョン・カリーの残した作品は、どれも素晴らしいことは間違いありませんが、中でも、ジャンプやスピンといった、分かりやすい“派手”を一切入れず、ただ滑るだけで表現する『ムーンスケート』は、斬新で美しくて切なくて、一番心に刺さるパフォーマンスでした。
 シリコンバレー


Apple、Google、Facebookなど、世界的IT企業が集結するシリコンバレーを舞台に繰り広げる、ITオタクたちのコメディドラマ『シリコンバレー』が面白い!

主人公のITオタク青年リチャードは、お人好しで臆病で、イケメンではないけどブサメンでもない、絶妙な“普通”っぽさが特長で、そんな彼が、周りの強烈キャラのIT仲間や、IT大手CEOたちに振り回されながらも、なんとか人生を切り開いていく物語で、ITエリートの、どこか鼻持ちならない“意識高い”言動や、ITおちこぼれのコンプレックスにまみれた内心など、エッジの効いたユーモアで笑わせてくれます。

実は、このドラマにそそられたのは、制作がマイク・ジャッジだからで、マイク・ジャッジといえば、変な顔で変な声の少年二人がMTVを見ながらくだらないおしゃべりをするテレビアニメ『ビーバス&バットヘッド』のクリエイターとして有名。
私は『ビーバス&バットヘッド』はもちろん、『キング・オブ・ザ・ヒル』も大好きでして!
ヒル一家の、冴えない日常を描いたファミリー・アニメで、出てくるキャラクターのぶさいくさと冴えなささがツボにはまって、特に、ヒル家の息子ボビーのブサ可愛いルックスが大のお気に入りで、癒されました。

そんな面白アニメを作ってきたマイク・ジャッジの制作なら、つまらないわけがないだろうと見てみたら、止まらなくなりシーズン1を一気見。
おかげで英語の勉強がはかどりません…。
ドラマを見ることが勉強ということにしておこうと思います。
 さすらいの人 オスカー・ワイルド
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映画のデジタル配信で、またしても朗報が!
日本では劇場未公開のコリン・モーガン出演作品『The Happy Prince』が、『さすらいの人 オスカー・ワイルド』という邦題で、4月23日よりデジタル配信開始

昨年、ロンドンの映画館で鑑賞し、その後、DVDも買いiTunesも買い(DVDを出し入れするのが面倒なので)、すでに何回もリピっている作品ですが、海外版ゆえに日本語訳がないのがネックでしたが、ついに日本語字幕付きで観られる日が…!
これでやっと、内容が理解できそうです。

いわゆるDVDスルー(劇場未公開映画のDVD化)的な扱いですが、配信のみなので、配信スルーという言い方になるのでしょうか?
あぁ、時代の変化…。
まだ配信というやり方がなかった昔、TSU●AYAに行ってはDVDスルーで面白そうな作品を漁っていた自分が懐かしい…。
今は店舗に行かなくても自宅でちゃちゃっと観られて、本当に楽チンです。

アマゾンプライムとかTSUTAYA TVとかRakuten TVとか(他にもいくつかあり)で観られるので、私は楽天で観ようと思います。
 Benjamin


今や、音楽だけでなく、映画も配信の時代なのですね。
たとえ日本で公開されていなくても、配信で観られるなんて嬉しすぎ!
ということで、喉から手が出るほど観たくてしょうがなかった、只今イギリスで公開中のコリン・モーガン主演映画『Benjamin』を観ました。

期待の若手映画監督ベンジャミン(コリン・モーガン)は、何かにつけて自信なさげで気弱なオドオド系男子で、そんなベンジャミンが自身のキャリアや恋愛に翻弄されつつも、前に向かって自分の人生を切り開いていく様をユーモラスかつ切なく描いた作品。

コリン・モーガンという俳優の最大の魅力である“可愛い”が存分に堪能できる作品に仕上がっていて、とにかく、全編コリンが可愛い!超可愛い!!何もかも可愛い!!!無理!!!!

一番観たかったシーン、ベンジャミンが恋に落ちるフレンチ男子ノアくんとのラブシーンも期待を裏切らない演出で、さらに、ノアくん以外の男子とも絡みがあるとは!
Thank You!サイモン監督!
ラブシーンは、真剣なヤツではなく笑える演出にしているセンスも好きです。

ラブシーンといえば、コリンは胸毛がありますが、この作品では剃っていました。
オスカー・ワイルドの恋人ボジー役を演じた『The Happy Prince』でも胸毛なしでしたが、それはボジーがブロンドなので、ブロンドに黒い胸毛は辻褄が合わないから当然の策として、今回は?
ベンジャミンの乙女チックでナヨっとしたキャラには、胸毛はそぐわないと判断した役作りの一環?
それとも監督の趣味?
ベンジャミンと絡む男子も軒並み胸毛なしで、そんな細かいところも気になります。

BL要素だけでなく、ベンジャミンと親友スティーヴンの友情関係もリアルな雰囲気でよかったです。
お人好しで繊細なゲイ男子のロマコメという作風は、Netflixでたまたま見つけてハマった『Please Like Me』というオーストラリアのTVドラマと似ている感じがします。

コリンの可愛らしさはもちろん、ベンジャミンが住んでいる部屋のインテリアも可愛いし、飼っている猫ちゃんも可愛いし、ベンジャミンと絡む男の子たちも可愛いし、可愛いがたっぷり詰まったこの作品、案の定リピが止まらず、コリン沼にますますハマってしまってヤバいです。
 ゴッズ・オウン・カントリー


イギリス北部、ヨークシャー地方の広大な自然を舞台に織りなす男同士の恋愛映画『ゴッズ・オウン・カントリー』を観ました。

体の不自由な父親に代わり、一人で牧場を切り盛りする主人公の息子ジョニー(ジョシュ・オコナー)は、仕事も家族関係も行き詰まり、冷え切った環境の中で孤独を持て余している青年。
そこへ短期労働として雇われたルーマニア青年ゲオルゲ(アレック・セカレアヌ)がやってきて、牧場の仕事を共にしていくうちに、ゲオルゲの無垢な優しさに触れ、固く閉ざされていたジョニーの心はしだいに癒され、そして、気が付けばどうしようもなくゲオルゲに惹かれているのだった…。

ぶっきらぼうで人生投げやりなジョニーに対し、ゲオルゲは、年はさほど変わらない(と思う)のに人生の酸いも甘いも噛分けた成熟した大人で、料理もできる自立したイケメン。
ゲオルゲもジョニーと同じように無口なタイプだけれど、瀕死の赤ちゃん羊を救うひたむきな姿や、手を怪我したジョニーの患部を舌で舐めて手当てするといった、行動で示すその母性的な愛情は、幼いころに母が出て行ったジョニーにとって、最も飢えていた愛情なのだろうと思いました。

色々盛り込みすぎて、キャラクターの心理描写がどうにも浅くて唐突な展開の映画も多い中、この作品は、ゲオルゲとの共同生活で少しずつ変わっていくジョニーの内面がとても細やかに描かれています。
ジョニーとゲオルゲの恋愛関係はもちろん、ジョニーと父親の親子関係にも変化があり、お互いぶっきらぼうながらもお互いへの愛を示すやりとりは、物語の中でも特に刺さりました。

父親役のイアン・ハートは、映画『バック・ビート』のジョン・レノン役のイメージのまま、私の記憶が止まっていたこともあり、あまりの老けように驚愕!
『バック・ビート』は調べたところ1994年の作品なので、確かに年を取って当然とはいえ、それにしても老けすぎな気が…。

あとこの作品のキーにもなっている子羊ちゃんがとても可愛くて、癒されました。
死んでしまった子羊ちゃんの皮を剥ぐ、なかなかエグいシーンもあるのですが、それは瀕死から救ったまだまだ弱々しい子羊ちゃんの防寒用に着せるためで、ムートンを着せられた子羊ちゃんはとんでもなく可愛かったです。

ところで、この作品はセリフがかなり少なく、会話も字幕を読む限りさほど難しい言葉ではないはずなのですが、ヨークシャー訛り?が本当に聞き取れず、ルーマニア訛りのゲオルゲの英語のほうがよっぽど聞き取りやすかったです。

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