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 Everything But The Girlにハマる
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1980年代~90年代後半にかけて活動していたイギリスの二人組音楽ユニット、Everything But The Girl(EBTG)のアルバムを、今集めています。

「なんで今頃?」というのも、実は、EBTGが約24年振りにニューアルバムを発売したとのニュースをたまたまネットで知り、「えっ、EBTG!?懐かしい!!」となり、急に聴きたくなってきたのがきっかけです。

全盛期のEBTGで先ず思い浮かぶナンバーといえば、個人的には「Driving」「Take Me」「Missing」あたり。
1990年代に入ってからの曲で、オシャレなサウンドとトレイシー・ソーンの抜け感のある歌声がとにかく魅力的。

ということで、手始めに「Driving」「Take Me」が収録されているアルバム『The Language of Life』をゲット。
すると、バック・ミュージシャンのドラマーが私の敬愛する一人、オマー・ハキムだったことが発覚し(どうりで心地よいグルーヴなわけだ)、オマーの他にも当時のニューヨークの名うてJAZZ系ミュージシャンがバックを務める豪華アルバムだったことを今になって知りました。

そこからすっかりハマってしまい、過去アルバムを中古CDで買い漁る日々。

EBTGは、デビュー当初はアコースティックなJAZZ系サウンドでしたが、その後、より聴きやすくオシャレなポップスに進化し(『The Language of Life』あたり)、さらに「Missing」が収録されている『Walking Wounded』あたりからはデジタルなチルアウト系に方向転換、そして今に至るという、サウンド面での変化がかなり大きいのが特徴で、改めてアルバム単位で聴くと、その変わりっぷりがよく分かります。

デビュー当時の雰囲気が好きな人たちには後期のクラブっぽいデジタル・サウンドは不評なようですが、私はどの時代のEBTGもそれぞれ良さがあり、どれも好きです。
一貫して言えるのは、とにかくトレイシーの歌声が素敵!癒される!

ただ、超お久しぶりの最新アルバムは、そのEBTGの最大の魅力であるトレイシーの声がさらに低くなったのが気になって……。
人間、年齢とともに声が低くなるのは自然の摂理で、若い頃と同じキーでは歌えないシンガーは他にも数多くいますが、トレイシーは、あの頃の声が素敵すぎて、今の枯れた感じが受け止めきれずにいます……。

ということで、最新アルバムだけはまだ買う決心がついていない私ですが、今もなお音楽活動を続けているEBTGのお二人の姿が見れたことは、嬉しい限りです。



「Driving」アコースティック・ヴァージョンも素敵



現在進行形のEBTG、渋い
 バウロンコリン


イギリスのシンガーソングライター、PJ ハーヴェイの最新アルバム「I Inside the Old Year Dying」に、コリン・モーガンが歌で参加しているというニュースは、以前こちらにアップしましたが、なんと、現在UK&ヨーロッパツアーを展開中の彼女のライブにもコリンがゲスト参加したようです。

ロンドンのラウンドハウスという会場で行われたライブに登場したコリンは、バックコーラスで参加している楽曲「I Inside the Old I Dying」で歌を、さらに「August」(アルバムではベン・ウィショーが歌で参加)では、アイルランド音楽で使われる打楽器バウロンの演奏を披露!

コリンが実はバウロン奏者でもあるというのは、コリンファンなら皆知ってるコリン豆知識の一つですが、実際に演奏している姿を見るのは初めてです!
ステージで歌うコリンももちろん貴重だけれど、バウロンコリンはさらに貴重!!

熟練者であることを物語るこなれたスティックさばきで、リズムはドラムのバスドラと同じパターンを刻んでいますが、バウロンならではの音色が独特のニュアンスのあるグルーヴを生み出しています。

今まで、バウロンといえばアイルランド音楽、アイルランド音楽といえば無印良品というイメージしかなかった私ですが、無印はさておき(笑)、8ビートなリズムを刻むコリンのバウロンを聴いて、バウロンはこういう現代音楽にも合うんだなと関心。
バウロン、なんだか楽しそう。
ちょっとチャレンジしてみたくなりました。
 PJ Harvey のNewアルバムにコリン・モーガンが参加
イギリスのシンガーソングライター、PJ ハーヴェイのNewアルバム「I Inside the Old Year Dying」に、コリン・モーガンが歌で参加という、サプライズなニュースが飛び込んできました!



PJ ハーヴェイのツイッターによると、コリンとは、シェイマス・ヒーニー(北アイルランド出身の詩人・作家)への共通の理解がきっかけで親交が深まり、今回のアルバムへの参加につながったらしい。

シェイマス・ヒーニーと言われても、私はさっぱり知識がなく(汗)、さらに、PJ ハーヴェイのことも名前は聞いたことがある、という程度にしか知らないアーティストですが(汗)、歌うコリンは貴重!

さらに、このアルバムは、コリンの他にもなんと、ベン・ウィショーも参加しているそうで!
PJ ハーヴェイとベン・ウィショーは長年の友人で、初めて会ったときから一緒に歌いたいと思っていたのだとか。

コリンは「I Inside the Old I Dying」と「A Child's Question, July」
ベン・ウィショーは「A Child's Question, August」と「August」
にそれぞれ参加しています。

「I Inside the Old I Dying」と「A Child's Question, August」はPVがあるので、さっそく聴いてみましたが、二人ともバックコーラスとして、サビの部分をオクターブ下でハモるパターン。
コリンのほうは6度下ハモりもあり。

二人の声の雰囲気が似ているので、そうなると、「A Child's Question」という曲の、JulyがコリンでAugustがベン・ウィショーというのが、ますます気になります。
いったい何がどう違うのか?

7月7日発売のこのアルバム、買って聴き比べてみたいと思います。


Colin Morgan - backing vocals



Ben Whishaw - backing vocals

 A Neverfading Love(カラオケで歌いたいけど入っていない名曲)


一つ前の投稿で取り上げた楽曲「Everlasting Love」からのLove繋がりで、ふと思い出した、マニアックなJ-POPソング「A Neverfading Love」。

90年代に活躍していた障子久美と、同じく90年代全盛だった佐藤竹善(Sing Like Talkingのボーカル)がデュエットする、とっても90年代なメロウ感満載のラブソングです。

デュエット・ソングの醍醐味といえば、なんといっても二人のハモリですが、この曲は、特に男性のハモリ・パートがツボ!
佐藤竹善になりたくて、原曲に合わせて佐藤竹善パートを家で練習、満を持してのひとりカラオケに行ったら、なんとカラオケに入っていなかったというショッキングな思い出が蘇ります。

結婚式のお祝いソングにもピッタリなのに、カラオケにないなんて…!
確かにこの曲を人前で披露するには、かなりの歌唱力が必要になりますが、誰かの結婚式で誰かがこんな風に美しいハーモニーを奏でてお祝いしてくれたら、この上なく盛り上がること受け合いです。

さらに、この曲はバック・ミュージシャンも豪華な布陣で、中でもドラムは、日本が誇るグルーヴ・マスター、沼澤尚だそうで、どうりで心地よい片手16ビートなわけです。

メロディ良し、グルーヴ良しの「A Neverfading Love」、隠れた名曲です。
 Everlasting Love 聴き比べ
映画『ベルファスト』のテーマソングともいえる楽曲「Everlasting Love」。
予告編で初めて耳にした時、すごく好みの曲だったのと同時に、どこかで聴いたことある(!)と思い、記憶の箱を引っ掻き回したら、出てきました。

私がこの曲を初めて知ったのは、イギリスのジャズ・シンガー、ジェイミー・カラムのバージョンでした。
映画『ブリジット・ジョーンズの日記』の続編で、ジェイミー・カラムの「Everlasting Love」が使われており、てっきりジェイミーのオリジナルとばかり思っていたら、今回『ベルファスト』のバージョンを知り、カバーだったと分かりビックリ。

さらに調べると、ジェイミー・ドーナンが見事な歌声を披露している『ベルファスト』バージョンは、ラヴ・アフェアーというイギリスのバンドがカバーしたのが元ネタと思われ、本当のオリジナルは、1967年にロバート・ナイトというアメリカのシンガーが歌ったものでした。

カバーから入り、後でオリジナルを知ったわけですが、このように色んな人にカバーされ長く愛されている楽曲は、やはりオリジナルが素晴らしいです。
他のもいくつか聴いてみましたが、私の好みは、オリジナル(ロバート・ナイト)、ラヴ・アフェアーのカバー、ジェイミー・カラムのカバーです。

◆オリジナル(ロバート・ナイト)
モータウンなサウンドがとにかく好み!



◆ラヴ・アフェアー
リズムはモータウンだけど、ロック寄りな“8”なノリもまた良し!



◆ジェイミー・カラム
完全にジェイミー色に染まった、オリジナルとはガラリと雰囲気の違うジャジーでオシャレなサウンド!



ところで、映画『ベルファスト』の本編を観るまで、この歌のシーンはいったいどういう展開でこの歌なのか気になっていたのですが、お葬式でのシーンでした。
プロテスタントのお葬式は、こんな風に賑やかにして故人を送るしきたりなのですね。
 An Evening With Silk Sonic


21世紀の “キング・オブ・ポップ” こと、ブルーノ・マーズがアンダーソン・パークとタッグを組み、シルク・ソニック(Silk Sonic)というグループ名で発表したアルバム、『An Evening With Silk Sonic』。
最近の音楽事情にすっかり疎い私に、シルク・ソニックの存在を教えてくれた音楽仲間のおかげで知ることができ、さっそく購入しました。

ブルーノ・マーズといえば、往年のソウル、ファンク、ロックなど、あらゆるジャンルの音楽からエッセンスを取り入れ、それらを見事に昇華させる、センスの塊で、今回のアルバムは、70年代のソウル・ファンク・ミュージックを全面にフィーチャーした作品に仕上がっています。

単なる懐古趣味で終わらず、進化させた“今風”70年代ソウル・ファンクが、とにかくカッコいい!
期待を裏切らないブルーノ・マーズ、そして、注目なのは、ブルーノに全く引けを取らない、相棒のアンダーソン・パーク!

実は、アンダーソン・パークのことは今まで知らなくて、調べてみると、もともとドラマーとして音楽のキャリアをスタートさせたそうで、このアルバムでも9曲中8曲、彼がドラムを担当しています。

グルーヴ重視なタイトなドラミング、特にバラードで魅せる、片手16のクローズド・ハイハットの粒立ちの良さは必聴!
アンダーソン・パークの繰り出す、うねるグルーヴの背景には、影響を受けたドラマーとして、やはり、クエストラブやスティーヴ・ジョーダンといったグルーヴ・マスターの名前が挙がっていました。

昔のアナログ感を醸し出す、ざらついたドラムの音色もこのアルバムのコンセプトに合っていてステキです。
そして何より、歌って踊れるドラマーという、ドラマーの理想形を体現しているのが素晴らしい!

ブルーノ・マーズ個人名義ではなく、アンダーソン・パークと組んだ理由ここにあり、といわんばかりのアンダーソン・パークの存在感が、このアルバムの大きな魅力の一つであることは間違いありません。



スタイリスティックス風のスウィート・ソウルなナンバー「Leave The Door Open」
 ロケットマン(オリジナル・サウンドトラック)


タロン・エジャトンの声の魅力に初めて気付いたのは、エルトン・ジョンの半生を描いた映画『ロケットマン』を観た時で、映画の内容もよかったですが、何よりタロンの歌声に痺れました。
そして今、ムーミントロールの声にハマり、タロンの声をさらに堪能すべく、遅ればせながら『ロケットマン』のサントラをゲット!

いつもはデジタル音源を買うところ、今回は久しぶりにCDを買いました。
というのも、日本版のサントラのみ、ボーナストラックとして「Don’t Let The Sun Go Down On Me(僕の瞳に小さな太陽)」の、タロン・オンリー・ヴァージョンが入っており、それを聴くにはCDを買うしかないということで…

「サントラ」と言いつつ、実質はほぼタロンがエルトン・ジョンの楽曲を歌うカバーアルバムで、その数、計21曲!
確かに映画はエルトンの楽曲で溢れていましたが、こんなに歌っていたんですね。
そして、サントラはどの曲もフルで聴けるのが嬉しいです。

タロンのハスキーな声質の魅力が炸裂する高音のシャウトはもちろん、「Your Song」のAメロで聴かせる、語りかけるような低音の優しい声色もグッときます。
つまり、全てが私好みです。
あくまでも原曲に忠実に、タロンの歌もバックのサウンドも余計なアレンジを加えない作りもポイントが高い!

ということで、『ロケットマン』サントラ、すっかり気に入り、只今ヘビロテ中です。




エルトン・ジョンとタロン・エジャトンのデュエット曲、「(I'm Gonna) Love Me Again」。
サントラ収録曲の中でも特に好きな1曲。
モータウンなリズムにシンプルなメロディライン、転調のたびに心躍る、ゴキゲンな楽曲です。

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