2022/11/05 13:58
メルカゾールを1日1錠に減らして3週間経ちました。
この間の気になる体調といえば、先ず、便秘。
長年飲んでいるモビコールが効かず、思うような排便になりません。
過去に便秘すぎて高熱が出た経験がトラウマになっている私は、便は自力で出ないんだったら薬を使ってでも出したほうがいい派。
そこで、大腸内視鏡検査をするときに、本番に向けて2週間ぐらい前から服用するよう処方される漢方薬(大建中湯と桂枝加薬大黄湯)が手元にあるので、それを飲んでみることに。
この漢方薬は確実に効くことは経験上分かっており、案の定、出るようになりました。
しかし、漢方薬を飲み始めて1週間ぐらい経ったあたりから、徐々に血圧が上がるように。
日を追うごとに血圧が上がっていくので、これはひょっとして漢方薬の影響では(?)と疑い、大腸のかかりつけ医に駆け込みました。
事情を説明すると、確かに漢方薬には血圧を上げる副作用があると。
やっぱりそうだったか。
そこで、別の便秘薬、ピコスルファートナトリウムの錠剤を処方され、モビコールと併用して飲んでみることに。
モビコール+ピコスルファートの組み合わせは効果ありを実感するも、しかし、薬を使ってでも便は出したほうがいい派とはいえ、飲む薬が増えるのは微妙な心境。
さらに、漢方薬を止めたにも関わらず、相変わらず血圧が高くて、しかもどんどん上がっていくのはなぜ?
家で測っても、上が150か160越えをコンスタントに叩き出す状態で、ましてや病院で測ろうものなら、とんでもない数値が出るのでは?
と思いきや、大して変わらず。
むしろ、「もう一回測り直しましょうか」と看護師さんに言われて測り直したら、奇跡の130を計測。
採血と検尿の結果も、至って順調。
数値が戻るのに時間がかかると言われているTSH以外は、基準値内か、基準値を少し超えているぐらいでした。
そして、先生いわく、メルカゾールを減らしたことと血圧上昇には因果関係はないとのこと。
ということは、バセドウ病とは別の原因か…。
これ以上薬は増やしたくないので、血圧を下げるために運動することを真剣に考えねばなりません。
引き続き1日1錠のメルカゾール服用を続け、次回は1ヶ月後に受診です。
2022/10/15 15:12
メルカゾールを1日2錠飲み始めて5週間経ちました。
その間の体調の変化といえば、先ず、新たな気になる症状が…!
座っているとお尻が痛くなりました。
椅子に当たるお尻の面が痛くて、座り続けるのがかなりキツい。
鏡で見てみると、痛いところの皮膚は赤黒く変色し、しわっぽく、赤い発疹もあり…、これって、いわゆる床ずれでは?
仕事や家で座っている椅子が変わったわけでもなく、座っている時間が長くなったわけでもないのに、床ずれが起こるとは、いったい?
床ずれの原因をネットで調べ、バセドウ病の症状と照らし合わせみて、思い当たったのは、筋力の低下。
バセドウ病の特徴的な症状に筋力低下があり、ひどい筋肉痛に悩まされていたのも筋力低下の症状の一つと言えます。
その頃は、毎日続けていた体幹を鍛えるプランクも、しんどすぎてできなくなりました。(そして今もやっていない…)
お風呂上りのストレッチも、特に開脚は、30度ぐらいの角度に開くことすら、内ももの筋肉が痛すぎて無理になり、やめました。
今は筋肉痛の症状はすっかり治まり、これからは筋力をつけていかねばと、取り急ぎお尻周りの筋トレを開始。
そして、床ずれっぽい皮膚の症状は、市販薬を塗ることで何とか回復。
ストレッチも、毎晩の積み重ねで少しずつ伸びるようになり、ほぼ病気前の状態まで戻りました。
声枯れの症状もずいぶんと良くなり、やはりバセドウ病のせいだったのかと再確認。
とはいえ、仕事がハードだと声が枯れて出にくくなるので、無理は禁物です。
寝つきが悪く、ほとんど寝られなかった日もあった睡眠障害は、寝つきは改善されたものの、寝入っても2時間とか1時間おきに目が覚めるという日々が続き、まだイマイチ。
バセドウ病の唯一の好ましい体調の変化だった「便通の良さ」は、今やすっかり便秘体質に逆戻り。
しかも便秘が酷くなっているような気がして、モヤモヤします。
そんなこんなで、まだ気になる症状はありつつも、体調は総じて良くなり、薬の効果を実感しつつ、病院へ。
採血、検尿、体重測定、血圧測定と順番にメニューをこなします。
すると、今回なんと、血圧が正常値に!
家で測ると正常値なのに病院で測るとなぜか異常値を叩き出す血圧が、ついに!
血圧測定のトラウマを克服したかもしれません。
血液検査の結果にも、薬の効果がしっかり表れており、FT4の数値が1.39と、基準値内に入ってきました。
前回、高くなっていた肝臓の数値ASTとALTも、いずれも基準値内に。
そして、今回、先生が注目したのは、白血球の細胞である、好中球と好酸球の数値。
好中球は、基準値50~60のところ、65.7
好酸球は、基準値1~6のところ、8.5
と、いずれも基準値越え。
前回も基準値越えでしたが、今回さらに数値が上がっています。
そんな検査結果と、私の体調の変化を踏まえ、薬の量を減らしましょうとなりました。
1日2錠から1錠に変更です。
薬は減らしすぎるとぶり返すことがあるので、慎重にということで、私は先生の指示に従うのみ。
また3週間後に受診です。
2022/09/23 17:18
バセドウ病と判明してからというもの、「バセドウ病罹患者」としての自意識が過剰になり、1日24時間バセドウ病を意識する日々。
それなのに、メルカゾール服用開始からさっそく飲み忘れが発生!
ある日、朝食後に飲むはずが飲んでおらず、気づいたのはお昼もとうに過ぎた仕事中。
メルカゾールは決められた量を決められた間隔できちんと飲み続けることが重要なのに、オーマイガーッ(汗)
「メルカゾール 飲み忘れ」で急いで検索すると、どうやら飲み忘れに気づいたら、その時点で飲んで大丈夫らしい。
この薬は服用する時間帯での効果の違いはほとんどなく、飲み忘れのない時間帯に変更して問題ないとのこと。
ということで、それ以来、メルカゾールは夜に飲むことに。
私の場合、夜のほうが忘れにくいようで、それ以降飲み忘れはありません。
2週間の服用では、良くなってきたと感じる症状は特になく、その代わり、先生から聞かされていた薬の副作用で起こる「体の痒み」が発生。
不意に体が痒くなり、日によって痒くなるところが違います。
特に困ったのは、目の周りの痒み。
定期受診日の2日前にまぶた、1日前に目の周り全体が痒みに襲われ、ちょっとこれは耐えられないと、メルカゾールと合わせて処方してくれていたかゆみ止め、アレグラをついに服用。
そんなこんなで受診日となり、朝一で病院へ。
メニューは、採血と検尿、結果が出たら診察です。
副作用の痒み以外はさほど体調に変化は感じられなかったものの、血液検査の結果を見ると、FT4の数値が減少。
前回4.05⇒今回2.56 と、確実に薬の効果が出ています。
とはいえ、まだ基準値超えは変わらず。
重大な副作用である白血球の減少は問題なし。
しかし、肝臓の機能を調べるための検査項目、ASTとALTの数値がいずれも基準値より超えていることを確認。
これも薬の副作用と思われ、でも、今回はとりあえずこのまま1日2錠を続けることになりました。
次回の受診は、3週間後。
ネット調べでは、服用開始からしばらくは2週間ごとの受診が一般的なのに3週間後でよいということは、経過が順調ということなのか?
よくわかりませんが、先生の指示に素直に従います。
2022/09/19 11:27
次の診察日までの前半1週間は、もしかして治ったんじゃないかと思うほど元気になり、「病は気から」を実感。
しかし、後半1週間は、声枯れ、疲労、体重減少などが表れ、やっぱり治っていないことを実感。
2週間の間に、ネットでバセドウ病に関する記事とバセドウ病を患っている方の闘病ブログを読み漁り、自分のこれからの展開をある程度イメージしておきました。
そして2週間後、追加の血液検査の結果から、正式に「バセドウ病」と診断されました。
その根拠は、TRAb(TSHレセプター抗体)、TSAb(甲状腺刺激抗体)、FT3(遊離トリヨードサイロニン)の数値がいずれも高いのがバセドウ病の特徴で、私の場合、
TRAbが、基準値2.0未満のところ、3.8
TSAbが、基準値120以下のところ、453
FT3が、基準値2.52~4.06のところ、9.67
と、全て基準値越えを達成!
それらの数値を踏まえ、バセドウ病の治療薬「メルカゾール」を、1日2錠から始めることになりました。
この薬は、重大な副作用として白血球の数が極端に減少する症状があり、600人に1人の割合で出るらしいので、薬の効き具合と副作用の有無を見るため、2週間後にまた診察です。
メルカゾール服用は予習していたものの、1日2錠は、少なめの量での開始です。
というのも、ネットで見た情報では、だいたい1日3錠スタートで、多い人だと1日6錠というケースもあったので。
先生も、進行度合いとしては「中程度」と言っていました。
私は昔から体に何か異変を感じるとすぐ大げさに反応して、死ぬんじゃないかとネットで調べまくり、可能性のある重大な病名を見てさらに不安になり、病院に駆け込むというタイプ。
今回はそれが功を奏し、深刻になる前の段階での判明に繋がったのかもしれません。
また、良い医者に巡り合えたのもラッキーでした。
ひどい筋肉痛がきっかけとなり、整形外科から脳神経内科を経て、バセドウ病に辿り着きましたが、整形外科の先生が、別の科で診てもらったほうが良いと紹介状を書いてくれなかったら、もっと判明が遅くなっていたはず。
数ある病院の中で、良い医者、さらに、自分に合う医者と出会えるかどうか、これは永遠の課題です。
ちなみに、今回バセドウ病を診てもらう先生は、内分泌内科の部長で、肩書は申し分なし。
必要以上に語らない雰囲気で、若干話しかけづらいのが気になるところ。
とはいえ、癒し系で話しやすく、よく聞いてくれる先生でも、腕が良くないと効かない薬を処方されるだけだったりするので、最終的には信頼できるかどうか。
まだ始まったばかりなので、なんとなくですが、信頼できそうな先生かなと感じています。
2022/09/18 11:49
検査結果が出たようで、再び診察室へ。
先生は、開口一番「原因と思われる病気が見えてきました」と。
「バセドウ病という病気はご存じですか?」と聞かれ、「はい、名前は知っています」と回答。
検査項目の数値の出方からバセドウ病の兆候が見られることを説明してくれました。
「ちょうど内分泌内科の先生がいるので、今からそちらに引き継ぎます」となり、甲状腺のエコー検査を追加。
しかし、バセドウ病とは、思いもよらない病名に、待ち時間にさっそくスマホで「バセドウ病」を検索。
なんとなくの知識を蓄えたところで内分泌内科の先生に呼ばれ、改めて「バセドウ病だろう」との診断が。
その根拠は、先ず、甲状腺のエコー結果から甲状腺の血流が多いことが分かり、これはバセドウ病の特徴的な症状らしい。
そして、血液検査の項目から、TSH(甲状腺刺激ホルモン)とFT4(遊離サイロキシン)の数値に注目。
バセドウ病は、TSHの数値が低く、FT4の数値が高いのが特徴らしく、私の数値は
TSHが、基準値0.61~4.23のところ、0.005以下 と、ほぼゼロ!
FT4は、基準値0.90~1.70のところ、4.05 と、だいぶオーバー!
バセドウ病と確信するには、まだ見ないといけない項目があり、今回採った血液の余りでその検査をするが、結果が出るまで2週間ぐらいかかるから、2週間後にまた来てくださいとなり、その日は終了。
まさか、バセドウ病だったとは!
でも、病名が分かり、一気に気分が軽くなりました。
数々の体調不良の原因が判明しただけで、こんなにも安心感が得られるとは驚きです。
しかし、ホッとしたのもつかの間、会計の料金を見てビックリ!
13,210円!
カード払いができる病院でよかった…。
続く…
2022/09/17 18:01
「筋肉痛がひどい」ことは、数々の体調不良の中でも気になる症状の一つでした。
特に、朝目が覚めたときの下半身の筋肉の固まりっぷりは本当に恐ろしく、そのうち下半身が動かなくなるのでは…、きゃ~~(!)と恐怖に慄き、整形外科へ駆け込みました。
レントゲン撮影から始まり、ハンマーで膝とか手とか色んなところをポンっと叩いて反応を見るなど、一通りの診察を受けた結果、分かったのは、腰椎が結構な角度で曲がっていることと、頚椎も若干曲がっていること。
長年の腰痛は、この骨の曲がりが原因に違いない。
それはさておき、先生の診た限り、これは整形外科的なものではなさそう、筋肉の病気かもしれないので、脳神経内科を紹介するからそこで診てもらうとよいとなり、とある総合病院の脳神経内科に行くことに。
そこでは、筋肉の動きや反応を見るため(?)、先生から指示されるがままに簡単な動作を次々と行う診察を受け、その結果からは、脳神経内科的な病気の兆候はなさそうとのこと。
血液検査をすると何か見えてくるかもしれないので採血しましょうとなり、採血室へ。
血液検査があることは前もって告げられていたので、来た来たと思いながら待っていたら、看護師さんから「7本取ります」と言われ、ビックリ!
「7本…!」と思わず怯えた声を上げると、「でも1本ずつの量は少ないですよ」とのこと。
無事に7本採り終えた後は、採血に備えて朝から何も食べていなかった飢餓状態から脱するため、売店に直行してパンを購入。
栄養補給しながら血液検査の結果を待ちます。
続く…
2022/09/11 20:40
まだまだ続く、バセドウ病の前兆症状いろいろ。
◆寝つきが悪い(不眠)
しっか睡眠を取りたいのに、寝つきが悪くなりました。
布団に入って目を閉じても一向に眠れず、眠れない焦りと不安でますます眠れなくなる悪循環。
不眠も更年期によくある症状なので、とにかく自律神経を整えねばと、自律神経の乱れを整えるヨガにトライするも、効果はあるような、ないような…。
◆動悸、不整脈、耳から脈が聞こえる
寝つきが悪い上に、横になると動悸がするようになりました。
「ドッドッ」という心臓音が気になって寝られず、音が乱れて「ドッッドドッ」と不整脈になることも。
日中も、予期せぬ動悸と不整脈が時々起こり、イヤホンをすると必ず片方の耳から脈の音が聞こえるのも気になります。
◆筋肉痛がひどい
激しい運動など何もしていないのに、ふくらはぎがなぜか筋肉痛になりました。
高い所の物を取るのに、ちょっとつま先立ちするだけでもめちゃくちゃ痛い。
さらに、太ももの筋肉も痛くなり、地下鉄の階段を上ろうものなら、太ももの前の筋肉が痛すぎて息が止まるほど。
朝は、目が覚めると下半身全体がガッチガチに固まっていて、何かに掴まらないと自力では立ち上がれません。
◆便通がよくなる
長年便秘体質の私は、モビコールという便秘薬をほぼ毎日飲んでいるおかげで便秘に苦しまずに済んでいるのですが、8月のお盆休み、帰省するのにモビコールを荷物に入れ忘れる事件がありました。
モビコールなしで過ごす1週間…、死ぬ!(大げさ)と思いきや、ずっと快便で拍子抜け。
そして、仕事に戻ってもモビコール要らずの快便は続きました。
◆食欲旺盛なのに痩せる
お盆を過ぎた頃から、やけに食欲が出るようになりました。
空腹に耐えられず、毎日かなり食べるようになったのに、体重を測ってみると、増えるどころか減っている!
食欲旺盛になる前から体重は少しずつ減少傾向でしたが、食欲旺盛になり、さらに体重の減りが加速するという怪奇現象!
気が付けば、2ヶ月で3kgほど体重が減りました。
以上。
改めて書き出すと、本当に色んなことが起こっています。
でも、どの症状も生活に支障をきたすほどひどくはないので、何だかんだありながらもまぁ普通に過ごせていました。
続く…